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 ラジオな時、ノマドな時。〈Ver.2〉

自作品たちの「創作日記」(その2)




自作品たちの「創作日記」(その1)


2022-06-05

 「四角い螺旋階段」について

 四角い螺旋階段をいちばん下からいちばん上まで一歩ずつ登る。
 第1章第1節1の書き出しがいちばん下。階段の入り口の所。そこからまっすぐ数段登って、第1節2の踊り場。そして90度向きを右に変え数段登って第2節1の踊り場。そこからさらに90度右に何段かのステップを踏んで第2節2の踊り場。
 ここで、第1章を1階とした階段は終了。このあと、第4章まで4階建て用のスクエア・スパイラル階段が続く。でも、各踊り場間の段数は同じとは限らないのが、この螺旋階段のもう一つの特徴。そして、階段が直接貼り付いている壁の内側には、それぞれの細節(場)のコンテンツとなる絵画や写真、ショートムービーや音声・音響による「シーン」たちが展示されている。
 人びとは、1階から最上階の4階まで、壁に飾られた「シーン」たちを文字列として読み解き、あるいは味わいながら、階段を上昇してゆく。時間と同じく、基本的に、不可逆な流れのなかで。
 ところで、この四角い螺旋階段のなかを自由に昇降できるのは、この階段の製作者と展示品の制作者だけであり、基本的にこの二者は同一人になる。
 いま自分は、リバーベッドを歩きながら、この"Square spiral staircase"を盛んに登り降りしながら、壁面に飾るべき「シーン」たちの中身や配置をアレンジしている。

 ………………………………

 ということで、以上のベーシックなイメージをもとに、まるで遅い梅雨入りを宣言するかのような驟雨のもと、今年元日のあの“残念すぎる場所”まで行ってみたら、お目当ての場所に先客はいなかったので駐車。でも、他の並びには3台のクルマが停まっていました。
 雨の日、ここでちょっと、そう2、3時間ていどクルマを停めて、後部座席で仕事するのは、意外と快適なんです。なにより、背後の堤防道路の歩行者がいないし、前方の河岸の釣り人やときどき目の前を通りすぎるクルマやバイクや歩く人の姿を目にすることもないため、前に倒した助手席に両足をのせて、非常にのびのびと仕事に集中することができます。
 このクルマがミニバンなら、もっとのびのびと寛ぎながらできるなあと、この秋の購買意欲が高まります。いいのがあったら、即買いしそうだな(笑)
 で、ここでの仕事は、作品「A」の構成(章立て)を目次にしたものをプリントアウトして、紙の上であれこれ書き込みをしました。この“目次”は、下から上に、いわば降順に並び替えたもので、方形螺旋上昇スタイルを意識した表示となっています。

 書いてはすぐに訂正する自分にはストレスのないフリクションボールを使っているので、その“目次”の隙間にあれこれ書き込んでは、ああだこうだと考えながら、書いては消し書いては消しをくり返していました。
 なので、整然とプリントアウトしていた目次は、2本のフリクションボールを使った6色の書きなぐりな文字で無惨に埋め尽くされ、しまいには、「早く見目よく整形してくれよ!」と叫んでいました。
 さ、これをお望みどおりにきちんとPCで整形したあと、必要ならまたプリントアウトして、さらに書き加えるけれど、もういいかもしれない。
 というのも、プリンタは使用頻度が少なくて、すぐに使えなくなる割高なインクカートリッジを買い替えるとなると、コストパフォーマンスが割高になるだけなので、プリンタそのものをもってないです。
 そのため、ちかくのコンビニまで、PDFファイルを格納した(VirtualBox上のWindows8.1でフォーマットしたUSB (FAT16 Format Type)をもっていって印刷するわけですが、たった1〜2枚のために出向くのも面倒だしね。
 で、右の画像はきちんとPCで整形したもの。ぼかしててゴメンね。もったいぶってるわけではなくて、いちおう出版予定のコンテンツなので^^;




2022-06-01

 きょうの夕刻、またまた新しいウォーキング・コースを歩いてみました。それは、先日初めて歩いた河川敷とは反対側の、そう、向こう岸の河川敷、英語で言えばリバーベッド(riverbed)。
 橋の両側をノンストップの一筆書きで歩くコースでの最初の橋渡りのあと、下流方向に橋の下を歩くのではなく、その反対方向である河上方向に、ペイブメントと芝生を植栽してとても綺麗に整備されたリバーベッドを歩いてゆくコース。2キロほど歩いてもと来た道を引き返します。
 door-to-doorのこのコース、ちょうど1時間で自宅に戻りました。全行程は5kmくらいでしょうか。大きな河にかかった長い橋なので、対岸のリバーベッドだけでも2kmは歩いたことになりそうです。
 同じ河のリバーベッドですが、その横に立ち並ぶ建物群がけっこう異なることもあって、リバーベッドの整備情況がまったくといっていいほどちがっています。きょう歩いたリバーベッドは完全に遊歩道を主体とした公園となっています。もう最高!

 もちろん、歩きながら景色を楽しんだだけでなく、ウォーキングのときはいつもそうするように、いま取り組んでいるシゴトのことをあれこれ思案しながら、歩いています。
 で、今回の「歩き」でつかんだ成果は、作品Aの草稿を書き進めていく際に、構成(章立て)にそって印象的なシーンをいくつか思い浮かべていると、ふと、四角い螺旋階段の内壁に飾られている絵画や写真たちを観ながら、一歩一歩階段を登っていくのが、物語/小説を書くことなんだなあ、と得心したことです。

 そう、円筒形の通常の螺旋階段ではなく、四角いタイプ(それも四角いホールに沿って付設された幅広のステップと充分な広さの踊り場を備えた大掛かりなタイプ)じゃないといけないのですが、その内壁に展示された絵画や写真だけでなく、短い動画や音声・音響までもが、まさしくいま書いている物語の各シーンになるわけです。
 こんなふうな立体的な感覚で、物語を“下から上へと鑑賞者目線で順次積み上げてゆく”際に、具体的な「場面」がギャラリー風に「展示」されていると、自分の場合、これらをひとつひとつ丁寧に、書き言葉で描き出したいといった思いにかられます。
 自分の場合、この「四角い螺旋階段状のギャラリー」といった一種の「鑑賞時空間」をイメージすることによって、物語の構成とそれに即した具体的なシーンの数々による、より具体化したストーリーラインが頭のなかにできあがることに気づきました。

 ちなみにこの「四角い螺旋階段状のギャラリー」、上から見下ろせば3×3の「曼荼羅」なんですよね。なので気づいたのですが、マインドマップの一つとして利用している「曼荼羅チャート」にどことなく物足りなさを感じていたのは、それが二次元平面だったということのようです。
 そこで立体化したわけですが、ストーリーはライン状の時間の推移を重視するので、このルッ体的曼荼羅の中心部に螺旋階段を取り付けたということのようです。なるほど……と自分で自分のアイディアに納得(笑)
 時間の流れは下から上へと吹き抜けて上昇しないといけない。逆に上から下へ降下してゆく方法もあるけれど、これは、人間存在の暗黒面にしたすらアプローチするノワール・タイプの物語やラブクラフト張りのばりばりのホラーもの以外は、手を出さないほうが無難。すくなくとも、自分には不向き。
 さて、話がすこし横道にそれたので、「四角い螺旋階段状のギャラリー」としての「鑑賞時空間」のことに話を戻すと……

 この時空間が頭のなかにできあがったら、一人の鑑賞者であるまえにまずは物語の創り手として、この階段を登ったり降りたりしながら、側壁に展示された短い動画で会話とアクションを、そして絵画や写真で情景や背景を、さらに音声のみや音響・音曲で登場人物の内面までも見透しながら、必要な手直しを施してゆきます。
 この「作業」によって、ウォーキングしながらでも、この「鑑賞時空間」をより充実したものにすることができます。もちろん、ベンチや椅子に座っていてもできますし、細部にこだわりたいときは園法がより集中できるでしょう。
 ただ、肝心なのは、この種の脳内イメージ化という「芸当」は、(すくなくとも自分の場合は)物語とともに何日も、あるいは何年もすごし、その間絶えずあれこれ考え、試行錯誤をくり返したあと、いよいよ草稿執筆の段階にまできたときに、はじめて可能になります。これをちょっと短絡的に言い換えれば、“ここまできて行き詰まったら、ウォーキングすればいい”、ということになります。うん、これはいい!(笑)

 ちなみに、「ゾーン」(ここでは「無から有を創るかの創造的であるがゆえに不安定で、ともすれば神界過敏な精神情態と背中合わせの心理情態」の意)にはいっている情態が持続している段階にあって、はじめて可能になる「芸当」です。なので、いきなりこんなことをやっても、そもそも「展示品」を飾ることができません。なので、作品Aに関しては、とうとうここまでやってきたんだなあ……という感慨に浸ってもいる今日このごろです。
 ところで、いよいよ本格な創作に着手した作品B(2部作)は、まだ構成にいたるまえのプロット練成段階ですので、パッド8主体のシゴトになり、この段階では、自分の場合、2〜3時間のノマドがよい結果をもたらしてくれます。
 作品C(3部作)も出番を待っているし、その後ろにもいろいろ控えているし、ガ、ガンバルゾ!! 




2022-05-26

「岩盤」を破砕したけど、粉塵にして道(スト-リーライン)に摺り込む作業は、やっと端緒についたところ。この摺り込み作業のメドがつくのに、あと一か月くらいかかるかな。

 このメドがついたとき、物語の草稿制作作成という暗くて長いトンネル歩きのなかで、いよいよ「出口」のほの明かりが見えてきたかな……って感になるな。

 ここまでくることができたら、あとは具体的なシーンや会話やアクションを効果的に配置して、物語を創りあげてゆく、いわゆるドラマタイジングの作業にはいるので、草稿としては仕上げの段階に近づいたと言えるんだけど、そこまで行くのにあと少し。

 そう、あと1か月でたどり着きたい。そうしたら「ゾーン」(ここでは「無から有を創るかの創造的であるがゆえに不安定で、ともすれば神界過敏な精神情態と背中合わせの心理情態」の意)の真っただ中から抜け出せて、買い物のとき釣り銭をなくしたりなどしなくなるよな。ん…もらい忘れた? いや、それは被害妄想に近いだろ?(苦笑)

 そうそうそうだった……お釣りの201円、たしかに手にもってコンビニを出たのは覚えている。だけど、そのあとどうしたっけな^^? うーん、思いだせない。やばっ!



2022-05-24


 きょうは5月24日火曜日。きのうも例の“残念すぎる所”に行ったけど、午後1時半にはすでに先客が。そこで隣のスペースに駐車にして、まずは車外に出てクルマの簡単な点検。それが終わったあとは、後部シートに移って、さあ、シゴトをはじめるぞ、と意気込んだのはいいものの、不意に睡魔に襲われてそのまま午睡。ここにくると、どうしても眠たくなるのはなんでかな。
 今回も何分眠ったのかわからないまま、パッド8に向かった。首が少々痛い。エコノミークラス症候群になりそう(笑) でも、目覚めた直後は、あれこれ妄想風味の考えを巡らすにはいい感じ。昼寝でもそれが感じられる。なので、わりと短時間で、「岩盤」を粉塵にしたあとの道路(=ストーリーライン)への摺り込みも、わりと順調に進んでいくな。
 ただ、それも限界があって、この種のイメージ喚起作業は1時間も続けばいいところ。けっこう疲れるし、時間よりも作業密度が勝負なので、今回は1時間弱だったかな。まあまあ順調な進捗でした。部屋のなかでまったりやっていてもなかなか効率が上がらないので、この練り込み作業が済むまでは、あちこち放浪の旅が続きそうだな、まさにノマド(笑)

   Today is Tuesday, May 24. Yesterday I went to the usual "Too disappointing place", but by 1:30 pm there was already a customer. So I parked in the next space, and got out of the car first, then did a simple inspection of the car. After that was over, I moved to the back seat and was enthusiastic that I would start Shigoto, but I was suddenly attacked by a sleeping demon and took a nap. Why do I feel sleepy when I come here?
   This time as well, I headed for Pad 8 without knowing how many minutes I slept. My neck hurts a little. I'm going to have economy class syndrome (laughs), but right after waking up, it's a good feeling to think about this and that delusional flavors. I can feel it even in a nap. So, in a relatively short period of time, the rub-in of the road (= storyline) after dusting the "bedrock" also proceeds rather smoothly.
 However, there is a limit to that, and this kind of image arousal work can only be done for an hour. I'm pretty tired, and the work density is more important than the time, so I think it was less than an hour this time. It was a decent progress. Even if you relax in the room and do it, it will not be efficient easily, so until this kneading work is finished, it seems that the wandering trip will continue here and there, exactly Nomad (laugh).




2022-05-22

 午後1時をすぎたら、外の好天に惹かれて、妙にあの“残念な場所”に行ってみたくなったので、さっそく訪れてみました。そしたら、なんと、今回はめらしく“あの場所”があいているではありませんか。さっそくクルマを停めて、広い河面(かわも)を眺めていたらやたらと眠くなったので、運転席のシートを倒してそのまま午睡。
 どれくらい眠っただろう。首が痛くなったので目が醒めて、それ以上寝ることができなかったので元の状態にシートを立て直し、バッグから「パッド8」を取りだして、シゴトを始めました。取り組んだのは、あの「岩盤」破砕後の整地作業のみたいなこと。つまり、元岩盤の粉塵を練り込んだストーリーラインの構築。
 これもどれくらい取り組んだだろう? 不思議といいアイディアが湧き出てきて、いまや粉塵と化した「岩盤」の面影を随所に練り込んだ一本の道を、まるで物語の街道のようにすーっと通すことができました。
 これにより、草稿完成の見通しがつきました。おそらく、3か月後の8月中にはできあがりそうな感じ。もっとはっきりした見通しが立つまでにはあと数日かかるけど、草稿完成のタイミングはたぶんお盆明けくらいになるだろう。
 ストーリーラインはまだ細い糸でしかないので、これにいろんなディテールを絡ませながら、より太い糸に変えてゆく作業が待っています。なので、この膨らまし作業がほぼ仕上がった段階で、「草稿制作作成」という“暗く長いトンネルの独り歩き”みたいな「因果な作業」の出口付近の明かりが、ほのかに見えてくる塩梅になります。
 うーん、あとちょっとだな。思ったより早く進んでいるように思います。いまは、とことんマイペースでがんばらなくっちゃ^^;
 で、その一方で、「作品B」のプロット練成から章立てを意識した構成へのステップへも足を踏み入れたし、創作分野のシゴトもだんだん分量が増えつつあります。でも「作品B」については、制作するうえで、道なき道の薮をかき分けながら進んだ「作品A」とはちがって、その辿った跡を進めばよいので、行きつ戻りつの無駄な作業は格段に減るはずで、そのぶん、生産性はかなり上がると見ています。つまり、品質を損なわないで早めに仕上がるはず。
 「パッド8」内アプリ連携による草稿素案までの制作プロセスと素案を受け取って作動する《章話制作サブシステム》のタスキリレーでもって、「作品B」以下の物語たちはつぎつぎと産声を上げるはずです。ということで、あとは「中身」の勝負ですね。乞うご期待!
 え? なに? 「中身がすべて」ですって? ……おっしゃるとおりです。物語である以上は、篠後の御託を並べてないで、「おもしろい」かどうかが本当の勝負(`・ω・´#)キリッ
(以上、直上「↓」以下の一連の文章もオートライティング=書きなぐりでした。誤字脱字/不具合表現はまだまだ訂正未了です^^;)
 
 


2022-05-21

 さて、作品「A」の制作情況ですが、しぶとかった「岩盤」もついに粉砕したので、いよいよ、混ぜてこねて摺り込むだけの段階になりました。思ったよりスムーズに進んでいる感じ。このぶんだと、お盆の前に草稿の「出口」の明かりが見えそうです。そうなったら、物語執筆段階でのいちばん愉しいステージを迎えることになりますね。早く来ないかな^^♪
 そうしたら、「作品B」の本格制作に取りかかることになるけど、たぶん今早くても年一杯は、草稿素案づくりに向けたプロット練成→構成確定作業が待っているけど、この、パッド8ベースの一連の作業のときは、またあのラジオ局の番組をまったり聴きながらシゴトできる情況に戻るので、それも愉しみだな。でも、しれーっとお邪魔したら^^;「あんた、だれ?」かもしれないな^^;
 それから、自作出版物の英訳のほうも順調に進んでいます。こちらは、お盆明けまでに「1次翻訳」が完了すればいいかなって感じです。翻訳は、アタマは使うけれども、物語の草稿を制作する時のような、無から有を産むような極めてセンシティブでナーバスな作業ではないので、ラジオを聴きながらでも全然問題ないですね。
 あと、ペーパーバック出版用の表紙として、B6判(128.00mm×182.00mm)をベースとした裏表紙+背表紙(暫定幅 6.35mm)+表表紙のフォーマットもとに、電子書籍として出版済みの6作品の表紙づくりも順次はじめつつあります。まあこれは、慌てることなくじっくり取り組んでゆこうと思っています^^v
 そうそう、DTMもやりたいけど、なかなかのめり込む時間がない情態が続いています。ペーパーバック出版がいくつか終わったら取り組もうかな。
 ↓
 ところで、今回、雷風呂の2つのブログの更新(厳密には公開)を一時的にストップしたことで、けっきょくいちばんメンテナンスに精出したのは、公開続行中の忍風呂「空の樹 I 」だったということ。自分でも笑えました。でも、CSSの再履修にもなって、それなりに収穫はありましたね。
 逆に雷風呂『空の樹 Livedoor版」のほうに、ほとんど手直しが要らなかったことで、充分役割を果たしていてくれてることがわかったので、ある意味満足。
 もう一つの雷風呂「ラジオな時、ノマドな時。」は、いまいちばん興味あることをのびのびと書けるので、個人的にいちばん好きなブログですが、じつはこちらには、公表できない記事たちを「下書き」設定して、保管庫としても使っていたんで。でも、雷風呂サービス提供者側には丸見えなので、この際、ごく一部を残して、ほとんど全部をhtmlファイルとしてHDD内に保管し、ブログ内の「下書き」は削除しました。数(かず)的にはけっこうあったので、なんかスッキリした感じ(笑)
 あともう一個、翻訳や創作の作業用ブログとして、非公開のがあるんですが、これには、以前公開していときに書きこんでいた数年前の記事たちが、まだたくさん置いてあります。なので、この記事を一つひとつチェックしながら、他の3個のブログに移植したり、htmlファイルで保管したうえでブログ記事は削除したりしながら、ブログ内の大掃除をしています。
 その際、雷風呂「ラジオな時、ノマドな時。」は、ここからけっこうな数の記事を受入れることになるので、今月いっぱいは「非公開」のもとで、移植作業を続けることになりそうです。
 ということで、そろそろシゴトにもどろうかな(^^)




2022-05-20

うーん、「岩盤」粉砕、きょうも続行中ぅ〜! いま手をぬいたらトンネル抜けるのがぐっと遅れるんで、気がぬけないっすぅ〜〜^^;
 ↓
きのうは長距離ドライブながら、あれこれシーン単位でシミュレーション。「岩盤」の前後の物語の流れ(ストーリーライン)をあるいていど整理し直すことができたので、帰宅してからPC内の草稿試案を加筆修正。きょうは、さらに、もっとも抽象的だけどもっともテーマのコアをなす部分、いわゆる「岩盤」そのものを破砕して、粉塵化する作業をやり遂げるために、今日も自宅から飛びだしました。そして、向かった先はあの“”隠れ家”のあるマクド。昼下がりだったので、年若い学生たちがはやくも店内のあちこちにいたけれど、まんな騒ぐわけでもなく、おとなしくしていたので(勉強でもしていたのかな?)、“隠れ家”の住人としては、全然気になりませんでした。それよりも、着席後30分ほどしてやってきた子育て世代の男女数人のグループが“隠れ家”のすぐ近くのテーブルを占拠して、大声で世間話を話してアホな女はキャッキャッと甲高い嬌声を連発するし、こいつら、ほんと馬鹿の塊だな、と思いながらも、最初からイヤホンして、3インチスマホ「ミニオ」くんから流れてくる大好きな曲をノンストップリピートで聴いていたら、じつは、それほど気にはなりませんでした。とは言いながらも、まったく気にならなかったわけではなく、自分がいたのは、いたのは今回は2時間半。あいつら阿呆どもは、自分より30ほど早く提出したので、都合1時間半も大声で話しまくり、嬌声を発し続けていたわけで、まだコロナ禍だからというわけじゃねいけど、ほんと、ちったあ他のお客さんのことを考えろよ、と、イアホン越しにときどき飛び込んでくる、野太い男の声と女の甲高い引きつったような笑い声と遭遇しながら、思ったことでした。これがもし、イヤホンでマイ・フェイバリット・ミュージックを聴いていなかったら、連中がかいた1時間後には退散していただろうなあ。プレミアムローストコーヒーMと桔梗信玄餅パイ390310円のコストパフォーマンスが大きく落ちるころでしたよ。ところで、こいつらの声、コメダでノマドしたときも聴いたことがあるような気がするけど、気のせいかな? ……だよな。ま、それはさておき、前置きが長くなったけど、ついに「岩盤」を粉砕したよ。あの“隠れ家”は素晴らしい! ものすごく集中できる。こんなに早く、一気に粉砕できるなんて思いもしなかったけど、自分のシゴト部屋という、馴れきった空間とはちがう、基本オープンスペースな商業的空間でありながらも、どこか“隠れ家”的な趣のある空間であれば、とことん集中できるなんて、無から有を産みだすような珍しい“業務”をするときも、案外没頭できるもんだと思いました。自分に特異的なことかどうかは、にわかにはわからないけれど、自分にとってはとても刺激的な場所だし、時間です。また行きたいな。いいのが創れそう(^^v
 (…と、以上、オートライティング=書きなぐりでした。悪文ならびに誤字脱字はのちほど随時修正^^; ……あ、この間のラジオ番組は、不在なので録音におまかせです^^b)




2022-05-19

 ただいま作品Aの「岩盤」粉砕中^^; それにしても、なかなか手強い「岩盤」くん。一筋縄ではいかない。
 方法としては、下記の「手順」みたいな対応になるけれど、相手が「岩盤」だと、ポンポンと出てくることはないので、グラインドの段階がなかなか大変。まさに力作業だね。石臼(石の挽き臼)を回す“腕力”が必要。
(石臼って、子どものころ見たことがあるけど、もうないだろうな。たしか、大豆や小豆を粉末になるまで碾いてたんじゃなかったっけ…?)

《草稿制作作成時における「岩盤」粉塵化の手順》
 グラインド(削る)
  ・抽象的な概念を具体的なオブジェや出来事に置き換える
  ↓
 ミキシング(混ぜる)
  ・キーワード抽出(シーンの柱を立てる)
  ・人物を絡める=思い、感性、アクション(ドラマ化)
  ・舞台背景を明確にする(天地人を定める)
  ・シーンをつなげる(シークエンス化/箱と箱書)
  ↓
 ラブイン(rub-in:摺りこむ)
  ・「岩盤」部分の草稿執筆へと向かう 



2022-05-15

 いよいよ作品Aの草稿作成作業に突入しました。あえて「ゾーン」(ここでは「無から有を創るかの創造的であるがゆえに不安定で、ともすれば神界過敏な精神情態と背中合わせの心理情態」の意)にはいり、同時に、胸のときめきみたいなドキドキ感を感じながら、真っ暗なトンネルの中を東部のヘッドライトの明かりを頼りに一歩一歩前進する感覚。何年ぶりだろう、この感じ。何年たっても変わらないね。
 でも、文芸創作のキモ中のキモ、草稿制作作成が、身を削るような作業からくる不安定な情緒に振り回されることなく、自分の作った「システム」で、ここまで恬淡とした気の持ちようで、端然と取り組めるなんて、思いもしないことですね。
 醒めているわけじゃないです。だったら、“まともな文芸草稿”は書けない。 そもそも、そんな作業はしないほうがいい。そう、「ゾーン」にはいらなければ、あるいは、はいれなければ、その作業そのものは“馬鹿げた作業”であって、ただの暇つぶしの以外のなにものでもないですね。
 なので、自分はいま確かに「ゾーン」にはいってはいるんですが、同時に、淡々と、客観的な「正解」などない草稿づくりに集中的に取り組める。これは、パッド8で草稿素案までもってきた積み重ねもさることながら、そこから、「物語」の文字を書き連ねる領域へと移る際の「ブリッジ」が、(自分で言うのもなんですが^^;)“とてもよくできている”ことからきているのを、いま、この段階までやってきて、実感しています。
 PCベースの《章話制作システム/同サブスシステム》の「開発」は、とりわけサブシステムの活用をすることで、無駄ではなかったのだなあ、と思います。草稿素案にまでたどり着いたときに感じていた「岩盤」のように立ちはだかるものは、これによって粉となり混ぜ合わされ、草稿内のディテールの一部となります。
 そう、作品Aで言えば、第3章第1節2にあたるところ。これを草稿に取り込んでしまえば、この作業の“出口”はもう見えている。草稿が完成するまで「ゾーン」から抜けることはできないけれど、ここまでくれば、「ゾーン」の濃度を加減できるようになる。そうなると、「ゾーン」にはいる前の情態へもどる準備ができるようになる。言い換えれば、“社会復帰”可能な情態になります。
 そう、“社会復帰”という通常心裏モードへの期間見通しまでできる感触をもったので、いま、ちょっとしたドキドキ感に包まれています。かてて加えて、作品BやCはもちろんのこと、さらにその後ろに控えているたくさんの「物語世界」たちもまた、パッド8(内の制作システム)とこの制作システムの連携で、構想倒れに終わることなく、日の目を見る時がくる可能性がぐっと高まった気がします。これも、ドキドキ感を高めてくれます。
 自分の場合、納得が行くまで脱稿しないので、量産型ライターにはなれないだろうけど、上記2アイテムの連携プレーでそれに近いタイプになれれば、“物書きの端くれ”として言うことないですね。
 なお、草稿確定後の数次(5〜7回の予定)にわたる推敲作業を担当するのは、MacOS9対応SheepShaver上の「EG Word」であるのは、従来どおりです。



2022-05-14

 さて、5/4にこのエントリでメモった「草稿基礎固め用ブログのデータ群から、一気にrtfベースの草稿執筆へと移る前に、ブリッジとして、この段階で改めて作品を鳥瞰できるツール」。そのツールとして、「PC用《章話制作システム》」をもとに別ファイルとして再構成した「エッセンスシート.xls/エッセンスシート.xlsx」。
 このファイルをベースとして、草稿素案のコロコロした大小の石ころみたいなシーンや会話や叙述の断片を、上記ブリッジツールでグラインドしたりミキシングしたりしていたら、《章話制作サブシステム》の存在に気がつきました。
 そうそう、これも一時期、必死になって作ったなあ。たしか、目を酷使しすぎて結膜炎になったよなあ。
 ま、それはともかく、これはフレーム形式のもとに束ねられたhtmlファル群の集まりで、各ファイルは「章」の下位である「節」をコンテンツとしていて、メインフレームは「目次」の役割を果たしているもの。
 で、SeaMonkeyで表示すれば、Command+Eのショートカットキーで、狙いのhtmlファイルを同ソフト内蔵のComposerで開くことができ、WYSIWYG状態で、そう、まるでワープロやブログ記事編集感覚で、自在に編集作業ができるんです。この環境、最高ですね。WORDなんかの比ではないです。
 さらに、このソフトが自分にとって素晴らしいのは、リンクを張ったrtfファイルも開いてくれるところですね。rtfファイルを開くのはiTEXT Expressですが、縦書表示設定状態でマーク欄(=目次)も付けたrtfファイルを、そのままの状態で、別ファイルとして呼び出して表示してくれます。
 つまり、何を言いたいかというと、これこそが、必要だなと思っていた「ブリッジツール」そのものだったんですね。しかも、これはそのまま草稿作成ツールでもあります。
 これの親にあたるEXCELベースの労作《章話制作システム》(←これを仕上げるまでなんど結膜炎になったことか…笑;)showa_productive_system_standardを忘れかけていたので、そこから派生的にこしらえたサブシステムもすっかり忘れていました(苦笑)
 忘れていた背景には、携帯性に優れていてノマドがしやすい「パッド8/パッド7」に魅了されて、これで最後までやれる、と思っていたこともあるんでしょうね。
 でも、きわめてセンシティブでナーバスな草稿作成作業は、タブレットではできない、ということが今回よくわかりました。カフェでのノマドも基本的にはそぐわない、ということも。showa_productive_sub-system
 ということで、パッド8と専用ブログエントリでこしらえた「草稿素案」のあとは、《章話制作サブシステム》を使って「草稿制作作成」をする、という流れになりますね。そうなると、こしらえたばかりの「エッセンスシート.xls/エッセンスシート.xlsx」は、少なくとも作品Aの草稿制作作成には不要ということになります。でも、今後の作品制作のプロセスで必要となるかもしれないので、捨てずにもっていようと思います。
 さてこれで、作品Aの草稿書きは、作業の“出口”が見えてくるまで2か月ほどみていたのが、1か月ちょっとくらいになりそうな感じです。
 うーん、7年前に、自分はなんて素晴らしいものを作っていたんだろう(笑;) …さ、今日もがんばろっと(^^v



2022-05-12

 きのうは昼下がりから、マクドの隠れ家で3時間ノマドしたよ。いつもは2時間で切り上げるけれど、このときは、まわりに先客がいたにもかかわらず、集中できた。基本的に、クリエイティブな作業ではあるけど、なにをどう(手直し)する、といったはっきりした作業目標があったからだろうな。
 で、午後5時をすぎると、年若い学生さんの姿(高校生かな)が目立ちはじめて、この隠れ家を使いたがっていそうな若者の気配がでてきたので、ちょっと長居したかな……と思いつつ退散。
 これまでならコメダに場所を変えただろうけど、値上がりしたばかりなので、惰性で立ち寄ることはしないで今回はそのまま直帰。
 前回も書いたように、いま取り組んでいる作業は、オープンスペースな場所は適さないので(その筋の売れっ子ならホテルにカン詰めなあの情態)、よいシゴトができました。



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Kay(ケイ)といいます。現在、Livedoor Blog「ラジオな時、ノマドな時。」から引っ越し中です。暇を見つけてやってゆくので、時間がかかりそうです(^^)

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