これまた私事
(わたくしごと)ですが、激安ショップやネット通販で手に入れたレンタル落ちCDのうちふたつ(1と2)に、音飛び箇所があるのがわかっています。
けれど、そのうちのひとつ(1)は、ふたつ持ってるポータブルCDプレーヤーA(かなりな中古だけど音質良)とB(新品だけど安物なので音質イマイチ)のうち、Aでは激しく反応して飛びまくったあげく、何事もなかったみたいにすっと次のフレーズに進むときもあれば、いつまでもそこで引っ掛かって歪んだ音を繰り返すときもある。
でも、(1)をBでPLAYしたときには、その箇所もふくめてもどこにも音飛びはなく、(安物機器のイマイチな音質を気にしなければ)問題なく最後まで聴き通せる。
一方、(2)をAで聴くと、最初から最後まで気持ちよく良音質で聴くことができる。でも、試しにBで聴いてみると、決まって同じ所で再生が止まってしまう。
この差は何なんだ?と盤面を観てみると、(1)にはくっきりと引っ掻き傷がついている。CDのへの音源書きこみは内側から外側に向かって行なわれることからも、その位置での音飛びに符合する。
他方、(2)にははっきりした傷はなく、発生時間付近の箇所には1〜2ミリ程度の小さな切り傷のほかかはなにも見当たらない。
となると、CDの光学上の歪みの差異(傷の深さや形状など)と機器の読み取り能力の違い(ピックアップレンズ周りの性能差など)から、このような違いがでてくるのだろうか。
◎
CDプレーヤーの故障の原因と修理・メンテナンスの方法 4.CDが音飛びするさて、性能の良さから無理して買い求めたAの液晶表示の文字欠け状態を見て、不安になってとりあえずセカンド機器として調達したB。そしてレンタル落ちのA、Bともに共通するものは、どれも例に漏れず「安価」であるということ。ということで、安価ワールドにから滲み出るこの種の謎には、なかなか味わいがあるように思います。
<2019-02-18 記>