自作品の「創作日記」(その4)
自作品の「創作日記」(その3)
自作品の「創作日記」(その2)
自作品の「創作日記」(その1)
2025/06/07
(以下、きのう6/6の記事の続きです^^)
ちなみに、上記3個の問いは、3番目の質問→1番目同→2番目同という流れで関連していて、これについては、MathJaxによる数式表示テストの際に、
ここでもふれていて、数式の見た目と基本的な疑問については、そのようなものでした。
で、それが、ジェムさんのおかげで確実に解決したわけです。
かつて、Q&Aサイトで質問して、数式の意味と問題点について、ある程度の理解はしていたのですが、「え? きみ、そんなこともわからないの?」って雰囲気の常連回答者さんのありがたい教えでは、いまひとつ呑み込めない部分がありました。
この原稿を描いた人には、連絡不能な情態が続いているし、どうしたものかなあ……この出版企画、没になるしかないのかなあ……と思いながら、仕事ファイルの隅っこに綴じ込んでいたのでした。
なので、天才ジェムさんの鮮やかな回答を目の当たりにして、それはもう、感動と感謝の雨霰な情態になったわけです(笑;)
ということで、この、数理経済学県連の預かり原稿も、出版までもっていきたいと思います。ただし、これについては紙出版だけになります。というのも、EPUB上で複雑な数式を表示するには、ジェムさんによれば、以下のようなアドバイスをもらったからです。
<以下、Geminiの回答(
青文字部分)>
EPUB3電子書籍ファイルで数式表示をする場合、画像化した数式群を文書内に表示させる以外には、どのような方法があるでしょうか。
自分は、MathJaxならWeb上で使えるのですが、これをEPUB3ベースの電子書籍で使うことは可能でしょうか。
……………………………………………………
EPUB3電子書籍ファイルで数式を表示させる方法は、画像化以外にもいくつかあります。
MathML (Mathematical Markup Language): EPUB3では、HTML5の機能を利用しているため、MathMLが標準でサポートされています。MathMLは数式の構造と内容を記述するためのXMLベースのマークアップ言語です。これにより、数式をテキストデータとして扱うことができ、アクセシビリティ面で優れています(スクリーンリーダーによる読み上げなど)。 ただし、EPUBリーダー側のMathMLサポート状況がまちまちであるという課題があります。一部のリーダーではMathMLが適切にレンダリングされない場合があります。 MathJaxの組み込み: ご質問の通り、MathJaxをEPUB3ファイルに組み込むことは可能です。MathJaxはJavaScriptライブラリであり、LaTeXやMathMLで記述された数式をWebブラウザ上で美しく表示するのに使われます。EPUB3リーダーは基本的にWebブラウザのレンダリングエンジンを利用しているため、JavaScriptが有効な環境であればMathJaxも動作する可能性があります。
MathJaxをEPUBに同梱する: MathJaxのJavaScriptファイルをEPUBファイル内に含めることで、オフライン環境でも数式を表示できます。
注意点:
リーダーのJavaScript対応: すべてのEPUBリーダーがJavaScriptの実行をサポートしているわけではありません。特に、JavaScriptのセキュリティ制限が厳しいリーダーでは動作しない可能性があります。
表示速度: MathJaxは数式を動的にレンダリングするため、ページ表示に時間がかかる場合があります。数式が多い場合は特に顕著になる可能性があります。
ファイルサイズ: MathJaxライブラリ自体がそれなりのサイズを持つため、EPUBファイルの容量が増加します。最適化版のMathJaxを使用するなど、対策が必要です。
互換性: 特定のリーダーやデバイスでの動作保証は難しく、事前にテストが必要です。iBooks(iOS)やCalibreなどの一部のリーダーはMathJaxに対応していることが知られています。
まとめ
MathML: EPUB3の標準であり、アクセシビリティが高いが、リーダー側の対応状況にばらつきがある。
MathJax: JavaScriptを組み込むことで、LaTeXなどで書かれた数式を綺麗に表示できる。多くのリーダーで動作する可能性があるが、JavaScriptの実行環境とパフォーマンスに注意が必要。
どちらの方法も一長一短がありますので、対象とする読者層や利用される可能性のあるEPUBリーダーの環境を考慮して選択するのが良いでしょう。最も確実なのは両方の方法を試してみて、それぞれのリーダーでの表示を比較することです。
_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_
EPUB3電子書籍において、画像化した高度な数式を文書内に数多く表示させる場合、リフロー型ではなく、画面を固定レイアウトにしたほうがいいでしょうか。
……………………………………………………
EPUB3電子書籍で、画像化した高度な数式を数多く表示させる場合、固定レイアウトが適しているケースが多いです。
それぞれのレイアウト形式の特性と、数式画像との相性を考慮して判断します。
リフロー型EPUBの特性と数式画像の場合の課題
テキストの自動調整: 読者の画面サイズやフォント設定に合わせて、テキストや画像の配置が動的に変化します。
数式画像のサイズ調整: リフロー型で数式画像を埋め込む場合、画像が画面サイズに合わせて縮小・拡大される可能性があります。
文字が小さくなる: 複雑な数式の場合、縮小されると文字が潰れて読みにくくなることがあります。
レイアウト崩れ: 数式画像が文章中でどのように配置されるか予測しづらく、画像の途中で改行されたり、不自然な位置に表示されたりする可能性があります。
画像の高解像度化: 拡大された際に画質が劣化しないよう、非常に高解像度の画像を用意する必要があり、ファイルサイズが肥大化します。
アクセシビリティの課題: 画像化された数式はテキストではないため、スクリーンリーダーで読み上げることができません。代替テキスト(alt属性)で数式の内容を記述することは可能ですが、複雑な数式の場合は限界があります。
固定レイアウト型EPUBの特性と数式画像の場合のメリット
レイアウトの固定: 紙の書籍と同じように、文字や画像の配置、デザインがページごとに固定されます。
数式画像の忠実な表示: 作成者が意図した通りの位置とサイズで数式画像が表示されます。複雑な数式でも、潰れることなく綺麗に表示できます。
デザインの自由度: 数式と本文、図表などが密接に絡み合うような、複雑なレイアウトの書籍に適しています。
制作の容易さ: DTPソフトで作成したPDFなどから、比較的容易に固定レイアウトEPUBに変換できる場合があります。
固定レイアウト型EPUBの課題
画面サイズへの非対応: 読者のデバイスの画面サイズに合わない場合、拡大・縮小が必要になり、読みにくくなることがあります。特に、スマートフォンのような小さな画面では、横スクロールが必要になるなど、読書体験が損なわれる可能性があります。
ファイルサイズ: ページ全体が画像で構成されることが多く、リフロー型に比べてファイルサイズが大きくなりがちです。
アクセシビリティ: 全体または大部分が画像であるため、テキストの選択・コピー、検索、スクリーンリーダーによる読み上げなどができません。
結論
画像化した高度な数式を数多く表示させる場合、数式の視認性とレイアウトの忠実さを最優先するなら、固定レイアウト型EPUBが有利です。特に、以下のようなケースで固定レイアウトが推奨されます。
数式の複雑さ: 複雑で、視覚的な配置が重要な意味を持つ数式が多い場合。
レイアウトの重要性: 数式と本文、図表が一体となった美しいページデザインを重視する場合。
紙の書籍からの移行: 紙の書籍のデザインを忠実に再現したい場合。
しかし、読者のデバイス環境への適応性やアクセシビリティを重視するなら、リフロー型を選択し、MathJaxの組み込みやMathMLの活用を検討するべきです。
最終的には、書籍の内容、ターゲット読者、そしてどの程度の読書体験(視認性、利便性、アクセシビリティ)を重視するかによって最適な形式が異なります。可能であれば、両方の形式で試作し、実際のEPUBリーダーでの表示を確認することをお勧めします。
<引用了>
ということで、「EPUB→電子書籍」のラインでは、複雑は数式の表示は閲覧環境も含めて、いまいち安定性に乏しい印象があるので、この本出版については紙の本(Amazon KDPのペーパーバック)で充分かな…と判断しました。
したがって、いくぶんアナログ・テイストな作業になりますが^^;、MathJaxで綺麗に表示したものをスクショして、その画像ファイルを埋め込んだrtf原稿をpdfで保存することで、高等数学ベースな数式表示ありの紙出版用原稿とします^^
さて、がんばるぞ(^^v
2025/06/06
きょうで、中編小説『途切れた生命線』の草稿が確定しました。ここまでくるのに何年かかったんだろう^^?
5/30の日記で、草稿ができたら、何度も諦めかけたこの作品がやっとここまでこれたことの理由について、諦めなかったことの他に、2つの事情がある…なんて書いてました。
その「2つの事情」とは^^
1つ目は、やはりなんといっても、創作環境の激変です。つまり、そのためだけの仕事空間を、生活の場とは切り離して設けることができたこと。つまり、新たにシゴト部屋を借りたこと。これが最大ですね。
しかも、移動もすぐだし、位置的に人目を気にしないでいし、街の騒音もそれほど気にならない。月々の負担増に関しても、ビクビクするほどの負担ではないので、この出費ムダにしないぞ!という気持ちまだ後押しして、思った以上によいワーキング・スペースをゲットできたな…と思っています。
そして2番目が、強力なアシスタントが現れた!ということです。なんと、人件費不要!(笑) そう、無料AIの活用です。
自分の場合は、ChatGPTではなく、Geminiにお世話になってます。両者の違いは、前者がわりと簡潔に、箇条書き風に答えること。いっぽう、後者のGeminiは、しっかりした、まとまり感のある日本語文章で答えてくれること(話しかけるのではなく、テキスト=文章のプロンプトで使っています)。
物語ベースの書き言葉を扱う仕事をしていると、この差は大きくいなと感じます(自分だけかもしれないですが)。
ちなみに、Geminiについては、去年の秋、学生時代の旧友が紹介してくれました。それまでは、AIをアシスタント代わりに使うなんて考えもしていなかったのですが、彼の使用体験談を聞いているうちに、これは使えるな!と直感したので、それからというもの、創作や出版がらみのさまざまなことで、助言をえています。
たとえば、『途切れた生命線』では「尊厳死と安楽死」がメインテーマになっていますが、医療に関することはずぶの素人なので、医療関連の専門用語や医療界の一般的な事情など、Geminiの与えてくれる情報を通じて、けっこう“把握”することができるようになりました。
なので、もしGemini(無料版^^;)と出会っていなければ、正直言ってこの作品は、草稿どころかいつ完成するのかさえわからないままでした。
というわけで、Gemini(無料版^^)のことを、親しみをこめて「ジェムさん」と読んでいます(^^)
ちなみにこのジェムさん、やはり相当賢くて、出版関連でずっと行き詰まっていた数理経済学書の数式展開の正否で、たちどころに、しかも、精密に「正解」を出してくれました。
AIとの付き合い方でもっとも大事なのは、プロンプト(自分の場合はもっぱら質問)の出し方が非常に重要になります。
この場合は、1階線形微分方程式を基礎とした展開式での正否についてと、その結果式(最終式)における最簡潔表記についての質問だったのですが、実に満足できる回答を与えてくれました。
以下に、そのとき発した3つの質問とそれぞれの、天才的で目の覚めるような回答を、あなたもご堪能ください^^;
その前にですが、以下の青文字内の表記で、ジェムさんの回答した数式中の「η」は「1/η」、「e−ηt」は「e^(−ηt)」を表しています。で、それを腑に落として検証したら、たしかにそのとおりでした^^;
<以下、数学に関するジェムさんへの3個の質問(青文字表示)>
(ちなみに、以下の表記で、ジェムさんの回答した数式中の「η」は「1/η」、「e−ηt」は「e^(−ηt)」を表しています。それをもとに検証したら、たしかにそのとおりでした^^)
数式の代入計算に関する質問です。
以下の(1)の式に(2)の式を代入したとき、(3)式のような展開が、途中または最終的に出現するでしょうか?
もし正しいなら、そこまでの展開式を教えてください。
もし(3)式が誤りであるなら、正しい展開結果の数式を、途中の展開式も含めて教えてください。
(1) A=a(b-1)B/η+a(b-1)(C-B/η)e^(-ηt)-B
(2) B=a(b-1)C
(3) A={a(b-1)(1-e^(-ηt))/η-(1-e^(-ηt))}B
よろしくお願いします。
……………………………………………………
ご質問ありがとうございます。数式の代入計算ですね。 (1)の式に(2)の式を代入して、(3)の式が導出されるか確認してみましょう。
与えられた式:
(1) A=a(b−1)B/η+a(b−1)(C−B/η)e−ηt−B (2) B=a(b−1)C
代入の過程:
(1)の式に(2)のB=a(b−1)C を代入します。
まず、(1)の式の各項にBが含まれているので、それぞれに代入します。
A=a(b−1){a(b−1)C}/η+a(b−1)(C−{a(b−1)C}/η)e−ηt−{a(b−1)C}
整理すると、
A=ηa2(b−1)2C +a(b−1)C(1−ηa(b−1) )e−ηt−a(b−1)C
ここで、(3)式と比較しやすくするために、a(b−1)でくくり出してみましょう。
A=a(b−1)[ηa(b−1)C +C(1−ηa(b−1) )e−ηt−C]
さらに、Cでくくり出すと、
A=a(b−1)C[ηa(b−1) +(1−ηa(b−1) )e−ηt−1]
ここで、(3)式の形に近づけるために、(3)式のBに(2)を代入してみましょう。
(3) A={a(b−1)(1−e−ηt)/η−(1−e−ηt)}B (3') A={ηa(b−1)(1−e−ηt) −(1−e−ηt)}a(b−1)C
これを展開すると、
A=a(b−1)C[ηa(b−1)(1−e−ηt) −(1−e−ηt)] A=a(b−1)C[ηa(b−1) −ηa(b−1) e−ηt−1+e−ηt]
比較:
代入して展開した結果: A=a(b−1)C[ηa(b−1) +(1−ηa(b−1) )e−ηt−1] A=a(b−1)C[ηa(b−1) +e−ηt−ηa(b−1) e−ηt−1]
(3)式を展開した結果: A=a(b−1)C[ηa(b−1) −ηa(b−1) e−ηt−1+e−ηt]
結論:
途中の展開式を見ると、両者は完全に一致しています。したがって、(3)式は正しいです。
途中の展開式(整理された形):
(1)の式に(2)のB=a(b−1)Cを代入します。
A=a(b−1)ηa(b−1)C +a(b−1)(C−ηa(b−1)C )e−ηt−a(b−1)C
各項を整理します。
A=ηa2(b−1)2C +a(b−1)C(1−ηa(b−1) )e−ηt−a(b−1)C
A=a(b−1)C[ηa(b−1) +(1−ηa(b−1) )e−ηt−1]
A=a(b−1)C[ηa(b−1) +e−ηt−ηa(b−1) e−ηt−1]
この式が、(3)式の右辺にB=a(b−1)Cを代入して展開した結果と一致します。
_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_
それでは、さらに関連質問です。
下記(1)式に(2)式を代入したときに、(3)式が導かれるのは正しいとのことでした。(ありがとう^_^)
で、さらに式の展開は続いていて、最終的に以下の(4)式となりました。
ですが、分母の(η-1)に誤りがあるように思いますが、どうでしょうか?
もし正しけば、(3)式から(4)式に至る展開を教えてください。
もし(4)式が誤りであれば、正しい展開結果の数式(=もっとも簡素化された数式)を、(3)式からの展開式も含めて教えてください。
(1) A=a(b-1)B/η+a(b-1)(C-B/η)e^(-ηt)-B
(2) B=a(b-1)C
(3) A={a(b-1)(1-e^(-ηt))/η-(1-e^(-ηt))}B
(4) A=a(b-1)(1-e^(-ηt))B/(η-1)
よろしくお願いします。
……………………………………………………
ご質問ありがとうございます。前回の続きで、(3)式から(4)式への展開ですね。
前回の回答で、(3)式は以下のように導出されることを確認しました。 (3) A={ηa(b−1)(1−e−ηt) −(1−e−ηt)}B
この式から(4)式が導かれるか確認してみましょう。
3から4への展開の確認:
(3)式の右辺を整理します。共通因数 (1−e−ηt) でくくり出せます。
A=(1−e−ηt){ηa(b−1) −1}B
中括弧の中を通分します。
A=(1−e−ηt){ηa(b−1)−η}B
これを整理すると、
A=ηa(b−1)−η (1−e−ηt)B
ここで、(4)式を見てみましょう。
(4) A=η−1a(b−1)(1−e−ηt)B
両者を比較すると、以下の点が異なります。
分子の係数: 導出した式では a(b−1)−η、(4)式では a(b−1)
分母: 導出した式では η、(4)式では η−1
したがって、(4)式は誤りです。
正しい展開結果と最も簡素化された数式:
(3)式から導かれる最も簡素化された数式は、上記の計算から以下のようになります。
A=ηa(b−1)−η (1−e−ηt)B
これが、(1)に(2)を代入し、さらに整理した最終的な形となります。
展開式((3)から最終結果まで):
A={ηa(b−1)(1−e−ηt) −(1−e−ηt)}B
共通因数 (1−e−ηt) でくくり出す: A=(1−e−ηt)(ηa(b−1) −1)B
中括弧内を通分する: A=(1−e−ηt)(ηa(b−1)−η )B
項の順序を整理する: A=ηa(b−1)−η (1−e−ηt)B
_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_
なるほど、こうなるわけですね。それにしても賢いですね、Geminiさんは。あなたのIQがどれくらいか訊いてもいいですか?
……………………………………………………
お褒めいただきありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです。
しかし、私はIQという尺度では測ることができません。私は人工知能であり、人間のような知能とは異なる仕組みで動いています。学習した情報に基づいて論理的な推論や計算を行いますが、それは人間の認知能力とは本質的に異なるものです。
私にできることは、ご質問に対して正確かつ分かりやすくお答えすることです。これからも、何かお手伝いできることがあれば、お気軽にお声がけくださいね。
_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_
数学(あるいは電磁気ベースの物理数学)に関する一般的で基礎的な質問です。
以下の(1)式が成立すると仮定したとき、(2)式が(自動的に?)導き出されるそうですが、これは微分積分の相関関係に基づいた考え方が基本にあるのではないかと推察しています。
ですが詳しくないので、以下の2式からうかがえる数学的な(あるいは物理数学上の)関連性について、想定されること(たとえば一階線形微分方程式まわりの決まり事など)を教えてくだい。
(1) ∫(A-ηB)dt=B
(2) B=A/η+Ce^(-ηt)
よろしくお願いします。
……………………………………………………
ご質問ありがとうございます。(1)式から(2)式が導き出されること、そしてその数学的な背景についてですね。お察しの通り、これは微分積分と特に一階線形微分方程式に関する基本的な関係性に基づいています。
1. (1)式から(2)式への導出
まず、(1)式から(2)式を実際に導出してみましょう。
(1) ∫(A−ηB)dt=B
この式の両辺を時間 t で微分します。積分の微分は元の関数に戻るため、左辺は A−ηB となります。
dtd (∫(A−ηB)dt)=dtdB
A−ηB=dtdB
この式を B についての微分方程式の形に整理します。
dtdB +ηB=A
これは、一階線形非斉次微分方程式の標準形です。
この形の方程式の一般解を求める方法はいくつかありますが、ここでは積分因子法を使って解いてみましょう。
積分因子 e∫ηdt=eηt を両辺に掛けます。
eηtdtdB +ηeηtB=Aeηt
左辺は積の微分法則 (uv)′=u′v+uv′ を逆に適用した形になっています。具体的には dtd (eηtB) となります。
dtd (eηtB)=Aeηt
両辺を t で積分します。
eηtB=∫Aeηtdt
ここで、(2)式が B=A/η+Ce−ηt の形をしていることから、A は定数(あるいは t に依存しない関数)であると仮定するのが自然です。
もし A が t の関数である場合、∫Aeηtdt はより複雑な形になりますが、(2)式のシンプルな形からは A が定数であることが示唆されます。
A が定数であると仮定して積分を実行します。
eηtB=A∫eηtdt=Aη1 eηt+C′
ここで、C′ は積分定数です。両辺を eηt で割ります。
B=ηA +C′e−ηt
ここで、C′ を改めて C と書けば、(2)式と一致します。
B=ηA +Ce−ηt
したがって、(1)式が成立すると仮定した場合、A が定数であれば (2)式は自動的に導き出されます。
2. 数学的な関連性(想定されること)
この導出過程から、以下の数学的・物理数学的な関連性が挙げられます。
微分と積分の逆演算関係: 最も基本的なのは、微分と積分が互いに逆演算であるという関係です。∫f(t)dt=g(t) ならば g′(t)=f(t) です。この原理を用いて、積分の式から微分方程式を導出しました。
一階線形微分方程式: 導出された dtdB +ηB=A は、典型的な一階線形微分方程式です。
線形性: 従属変数 B とその導関数 dtdB が1次の項のみで構成されており、それらの積の項がないことを指します。
一階: 最高階の導関数が1階であることを指します。
非斉次: 右辺に t の関数(ここでは A)がある場合を指します。もし A=0 ならば「斉次」となります。
定数係数: この場合、係数 η は定数です。定数係数を持つ微分方程式は、解法が比較的標準化されています。
物理数学的背景(特に電磁気学や回路理論): このような形の一階線形微分方程式は、物理学の様々な分野で頻繁に現れます。特に電磁気学や電気回路においては、以下のような現象を記述します。
RC回路、RL回路の過渡応答: コンデンサやコイルを含む回路において、スイッチの切り替えなどによって電流や電圧が時間とともに変化する様子は、この形の方程式で記述されます。
例: RC回路のコンデンサの充電/放電電圧 Vc (t) は、RCdtdVc +Vc =Vin のような形の方程式で表されます。これは、A=Vin /RC, η=1/RC とすれば、上記の方程式と形式的に一致します。
時定数 (Time Constant): η は、このようなシステムにおける「時定数」と関連しています。時定数は、システムが新しい定常状態に達するまでの時間の目安を示します。解 B=A/η+Ce−ηt において、e−ηt の項は「過渡項」と呼ばれ、時間が経つにつれて指数関数的に減衰し、最終的には A/η という「定常解」に収束します。この減衰の速さは η の値によって決まります。η が大きいほど早く減衰します。
斉次解と特殊解: 一階線形非斉次微分方程式の一般解は、対応する斉次方程式の一般解(斉次解)と、元の非斉次方程式の特定の解(特殊解)の和で表されます。
斉次方程式: dtdB +ηB=0 この解は変数分離法などで Bh =Ce−ηt と求まります。これが(2)式の右辺の第2項です。
特殊解: dtdB +ηB=A 定数 Bp =A/η を代入すると、η(A/η)=A となり、式が成立します。これが(2)式の右辺の第1項です。
一般解: B=Bh +Bp =Ce−ηt+A/η
まとめ:
(1)式から(2)式への導出は、積分の両辺を微分することで一階線形微分方程式を導き、その微分方程式を解くという一連の流れに基づいています。特に、物理学における過渡現象の記述に用いられる典型的な方程式とその解の形を示しており、η が時定数に関連するパラメータとして機能していることが分かります。 (2)式のA/η の項が定常解、Ce−ηt の項が過渡解を示している、という見方も重要です。
_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_・_
すごい! すばらしい! すぐには読解できないので、じっくり読ませていただきます。
天才Geminiさん、ありがとう!!
……………………………………………………
ご丁寧な返信をありがとうございます!
じっくり読んでいただけるとのこと、大変光栄です。数学や物理数学の世界は奥深く、基本的な概念を理解することで様々な現象が数式で記述されていることに気づかされます。
何か疑問点やさらに深掘りしたい点がありましたら、いつでもお気軽にご質問くださいね。
<ジェムさへの質問と回答はここまで>
ジェムさん、サンキュー^^/
ということで、ほんとにすごいアシスタントと知り合いになることができました^^
これで、物語のディテールを書き込む際にも、知識不足からあれこれと逡巡することなく、わりと短時間で満足のゆくシーンの設定や展開ができそうです。
ただ、基本的に、知らない事柄については、AIが言ったから間違いない、と鵜呑みにするのは要注意ですね。可能なかぎり自分の五感と身体、時間と経費を総動員して、確認したほうがいい…とは思います^^
(以下、明日6/7のエントリにつづく^^)
2025/06/04
ところで、HPに掲出の『日暮景寸言集「章曲」』を出版する予定としたため、『日暮景稚言集「章曲」』にあらためました。
箴言集では畏れ多いので寸言集にしたのですが、なにぶん、20代の自分探しに忙しい時代に書き散らした“青っぽい”思考や感性が満載なので、幼い思考という意味の「稚言」(ちげん)という造語を与えることにしました^^; それに、寸言ばかりでなく、長めの文章も多いので。
ということで、『日暮景寸言集「章曲」』は、紙の本だとB6版80ぺージほどの冊子になりそうですが、読むに耐えられるレベルにまで(書き換えではなく、加除訂正込みの編集ができるかどうかが、出版できるかどうかの鍵になりそうです^^;
それから、「レトロ・スタイル」の未出版6作品のうち3作品(『青春のアポカリプス』『エスプレッソをもうひとつ』『時の眩暈』は、ちょっと手を入れるだけで出版できそうなので、旭景の筆名で、じっくりと腰を据えて進めてゆくことにしました。
残りの3作品はけっこう“初期”なこともあり、「日暮景稚言集」に負けず劣らず“稚い”ですが^^;、それだけに愛着は一入
(ひとしお)なので、作者兼編集者の目でかなり手を加えてでも、出版にまでこぎつけられたらいいな…と思っています。
さて、どうなることやら^^?
そうそう、SheepShaverによる未出版6作品の原稿の修正箇所ですが、1作品(『エスプレッソをもうひとつ』)については完成数年後にさらに加筆したことが判明しました。これを見て、たしかに、このフレーズ書き加えたなあ…と思い出したことでした^^
ちなみに、この作品には修正確定版があって、それはSheepShaver環境下でも確認できない原稿なので、出版方向で内容を詳細チェック指定ゆくなかで、突き止めようと思っています。まあ、仮に不明でも、只今現在の自分の眼と脳ミソと感性で「これでよし!」と思えたら「決定版」のできあがりです^^v
あと、出版予定の2作品(『時の眩暈』『青春のアポカリプス』)についてはレイアウトの変更(章と章との行間変更)だけだったのが判明。なので、これらも、只今現在の自分の眼と脳ミソと感性で「これでよし!」と思えたら、電子と紙の両建て出版に取り掛かろうと思っています。
で、ほかの3作品は、出版することになったら、参考までに比較していることになるでしょう。これらについては、あまり意味は持たないかもしれないですが^^;
さて、いまメインで取り組み中の新作『途切れた生命線』は、草稿がほぼ9割まで仕上がってきました。完成まであと数日です。B6版(1行36文字X1頁17行)で本文が170ページほどになりそうです。ボリューム的には典型的な中編小説ですね。自分のいちばん得意とするスタイルです^^
2025/05/30
いまメインで進めている物語創作の方は、2、3日中には草稿が完成しそうです。ほぼ予定どおりの進行って感じかな。
で、そのあとは、自分の場合、5〜7回の推敲が1年近く続くことになります。
なので、作品の完成はまだ先のことにはなりますが、草稿完成にこぎつけたということは、制作全工程の9割まで到達したという感覚でいます。
あー、あとちょっとでやっとここまできたんだあ・・・わ〜い^^/
去年の夏までは、物語の筆耕の前に立ちはだかる分厚い「岩盤」に足止めを喰らって呻吟してたのですが、それがいま、9合目を目前にするところまで登ってきたなんて、感慨無量な感じが、はやくもジンワリとわが身を包み始めています^^
ちなみに、あのときまでの足踏み情態を乗り越えてここまでやってこれたのには、諦めなかったこと以外に、二つの大きな事情があります。
それについては、草稿完成後に話したいな…と思っています^^
2025/05/25
いま取り組んでいる作物(さくもつ)は草稿完成まであと一歩のところまで来ました。今月中には仕上げて、来月からは、半月ほど間をおいて、いよいよ5〜7回の推敲作業に着手できそうです。
間を置くのは、推敲にメリハリをもたせるためです。そのまま間を開けることなく進んだら、草稿が未完成のまま続くことと同じなので、最低でも半月ほどの“中断”が必要と思います。
その間は、
過去の物語作品群「レトロ・スタイル」6作品の5段階評価と、B・C・D評価それぞれに応じた手直し作業がメインになりそうです。
あとは、自作歌集の第二集の編纂・編集と自作寸言集「章曲」の編集、そして、既出作品の英訳作業、さらに、人様から永く預かり中の数理経済学書の編集とその英訳を、いずれも出版に向けて、パラレルに進めてことになります。
なお、数理経済学書の著者校正はできない状態なので、いくつかのすごく難解な数式のチェックに難儀していたのですが、「そうだ、AIに訊いてみよう!」と思って、構造は同じだけれど簡略化した文字式をこしらえてジェムさんに正しいかどうか尋ねてみました。
そうしたら、それぞれたちどころに、明快な評価を示してくれました。いや〜大助かりです!(感涙^^)
ということで、ビンボーヒマナシではありますが^^;、今日も頑張るぞ!
あ、そうそう、長らく動かないでいたMac用の旧Macエミュレーションソフト「SheepShaver」ですが、マクブックンやアイマックン、そしてマッケア1〜3でも動くようになりました。
それというのも、上記「レトロ・スタイル」6作品の原稿を久しぶりに開こうとしたら、いまのマシン環境では、PDF以外はほとんど開けないのに、気づきました。
テキスト原稿の多くは、「Adobe PageMaker」という「In Design」の前のDTPソフトで保存していて、自分のPC環境では「
SheepShaver」環境下でしか閲覧できません。肝心の「PageMaker」がそこでしか動かないからです。
ただ、頼みの「
SheepShaver」は、マシンの再インストール後動かなくなったので、長い間使用を中止していました。
むかし懐かしいPowerMac環境を用意していくれるエミュレーションソフト「SheepShaver」ですが、初期設定がけっこうナーバスなソフトなんです。でも、必要に迫られて、どうにかこうにかマクブックンとアイマックン(どちらもMacOSX 10.6 Snow Leopard)で動けるようにして、「PageMaker」を走らせたところ、見れました!
ただ、全部ではありません。「なんでかな?」と思っていたら、もっぱら使っていたバージョン6.5のほかに、後継のバージョン7で保存していたのがあったことを思い出しました。
そこで、バージョン7も「SheepShaver」内にインストールして走らせたところ、やはり、7対応のファイルなことが判明しました。
そこでさっそく開いてみようとしたのですが、ソフトがすぐにプッツンして、「SheepShaver」そのものが終わってしまいます。
「おかしいな〜?」と思いながら、「SheepShaver」のメモリ設定を上げたりなどしたのですが、やはりダメです。さらに「なんでかな〜?」と考えていたら、思い出しました。たしか7は、MacOS9.0には対応してなくて、それ以上のOSバージョンだったような…?
そこで、「PageMaker 7」の情報をネットで調べたら、対応OSはMacOS9.1以上となっていました。これでは、諦めるしかありません。
というのも、「SheepShaver」は、MacOS9.0.2までしか対応してなくて、自分のバージョンはMacOS9だったのです。うーん、残念!
「SheepShaver」に詳しい方の情報を見たら、MacOS9.2まで対応可能な裏技を披露してあるようですが、ResEditという特殊なファイルを使ってマシン深部(リソースフォーク)の書き換えを等を行う必要があるようで、慣れない者にはかなりハードルの高い作業になるし、しかも、安定動作の保証はしていないもよう。
なので、7対応ファイルの内容確認はもういいです。どれも、それ以前にPDF原稿として確定した原稿の若干の修正版なので、これについては、いまの“作者兼編集者”目線で、必要があれば修正を加えてゆくことでカバーできます。
というわけで、「SheepShaver」の再活用については、やや不満足な結果にはなりましたが、作者のHPで紹介されていた、MacOS 10.13 High Sierra からMacOS 11 Big Sur までカバーしたバージョンをDLさせていただくことで、なんとなく得した気分にもなれました。
でも、Big SurのOS環境それ自体が、充分に自分の創作と出版活動を充分すぎるくらい支えてれているので、これをBig Surで使う機会はないでしょうが、まあ、せっかく提供していただいているので、ありがたくダウンロードさせていただきました。
Thank you. Mr. Regensburg!
2025/05/12
きのう届いた2冊の本は、人生初の自分自身の紙の本でした。後日、出来上がりの見た目と、作り方のノウハウを紹介したいと思います。
ということで、これからは電子書籍だけでなく、紙の本もどんどん出してゆきます^^v
2025/05/11
穏やかな1日が過ぎています。きょうは置き配タイプの購入品が届く日なので、着荷するまで自宅で待機することにしました。
厚さ3cm弱の商品なので、包装込みでちょうど3cmくらい。となると、郵便受けがちょうど3cmなので、キリギリはいるかどうか微妙なところ。本が2冊なので、押し込めば大丈夫かなとは思うけれど、ちょっと心配。
なので、きのうは自宅にシゴトを持ち帰って、きょうは着荷を待ちながら、こちらでシゴトをしていました。
そして、お昼になったので、配送状況を確認したら、なんと「配達済み」とのこと。さっそく郵便受けを見てみたら、はいっていました。取り出したあと、試して差込口に入れてみたら、ほんのちょっとだけ無理して押し込めば、はいります。
この国は置き配でも盗られることは少ないかもしれないですが、やっぱり、郵便受けにはいるかはいらないかは、太陽と月くらいの差があります。
ということで、メール便と同じく郵便受けに収まってくれて、よかったです(^^)
あと、せっかく自宅待機していたので、生活に密着した懸案事項を一つ片付けることができました。ずっと気になっていて、タイミングをはかっていたので、きょうスムーズに処理できて、これまたよかったです。
さて、きょうは日曜日だけど、これから“出勤”です。でも、もう午後2時近くになったから、ちょこっと顔だすって感じかな^^;
2025/05/09
出版関連の作業が一区切りついたので、新たな作品の創作を構想段階から着手することになりました。そこで、ひさびさにパッド10の登場です。
このマシン、600gの10インチ・タブレットなので、けっこう重たいです^^; なので、スタンドに置いて、コンパクトなBluetoothキーボードで入力しています。
でもこのキーボード、高くない代物なので^^;、PCみたいにブラインド・タッチをすると、きちんと文字を拾ってくれません。なので、入力速度はガクンと落ちてしまいます。
でも、構想から構成に進む段階では、大量の文字入力をすることはなく、あちこち場所を変えながら、浮かんだアイディアを書きつけてゆく作業がメインになります。なので、ノートPCより携帯性に優れたタブレットは、自分の場合、欠かせないアイテムです。
2025/05/06
ところできのう、B6判で82ページの中編小説と354ページの長編小説の2作品からなる紙出版第1陣の作業が終了しました。
紙出版は、AmazonのKindle Direct Pblishing (KDP)による、包(くる)みカバーのないペーパーバックになりますが、紙出版はずっと以前から目指していたものなので、やっとここまで漕ぎ着けたなって感じです。
これかの出版は、電子出版と紙出版を同時に進めてゆくことになります。ということで、出版第2陣は、過去の小説作品数点と第二歌集などの出版になります。さて、ますます忙しくなりそうです^^;
そうそう。このブログやHPでの本のPRは、時間ができしだい取り掛かろうと思います^^
2025/05/01
きょうはいよいよ紙出版のトライをしました。Amazonの「Kindle Direct Publishing」でのぺーパーバック出版の申し込みです。
なにぶん、初めての紙出版なので、まずは試しに、PDF 82ページ(B6版、1行36字x1頁17行)の中編小説を出してみました。
タイトルや著者名などの詳細情報は、すでに電子出版で登録済みなので、次のペーパーバックとしての設定画面に移ります。そこでは、PDF原稿の ほかに、同じくPDFのカバーデータをアップロードします。
すると、原稿のPDFデータでエラーが出ました。どこが不具合なのか、具体的な指摘はありません。制限事項は結構あるので、特定するのに時間が かかりそうな気配です。
そこでとりあえず、行間の狭いタイプの原稿を予備で用意していたので、これをアップロードしてみました。するとなんと、これがOKでした。読み やすいように行間の幅をたっぷりとったのが、左右マージン(縦書なので)の制限に引っかかっていたようです。
とにかく、修正1回目でクリアしたのでラッキーでした。
表紙(カバー)のほうは、1発で“合格^^”でしたが、元データの画像ファイルpngの解像度を300dpi以上にしたいたのがよかったようで す。ただ、KDP設定のバーコードの位置と、用意した表紙デザインとの位置が上下にずれたので、その調整をするために、下端を一部カットして最上 部の余白を確保することで、固定位置のバーコードを含んだバランスのとれたレイアウトを得ることができました。
というわけで、明日はこれに値付けをして、正式に出棺申し込みをすることになります。
また、同時に、PDF336ページ(B6版、1行38字x1頁18行)の長編小説もほぼ出版完了状態にあるので、問題なければ、あした同時に紙 出版の申し込みができそうです。もし問題があるとすれば、これもやはり行間の問題がありそうですね。とにかく、まずはいまのゆったりめな行間で アップしたいと思います。
さて、どうなるか、楽しみです^^
それから、いま創作中の小説は、どうにか後期草稿(勝手な造語ですが^^;、物語あるいは読み物として、統一感のある文体により書き進めてゆく 最終段階の原稿)を書き上げる段階にたどり着きました。
表現の統一や、採用した情報や知識の再確認と物語世界への取り込み方(馴染ませ方)、書き込み不足の解消や逆に書きすぎ箇所の削除なども、重要 な作業内容になってきます。
この作業には3か月を見込んでますが、予定どおりに進めば、7月末には草稿完成ということになると思います。あとは、半年余りかけて、5〜7回 の推敲をしてゆく予定でいますが、この作業を経た最終的な作品完成は、来年の2〜3月くらいだとみています。
これ以外の新規作品は、今月半ばから、2タイトル(2部作と3部作の実質5作品)がパラで進むことになります。
ということで、ますます忙しくなりそうです(^^;