【
電版1】は内容の精査を続行中 …… 第4章までチェック完了。あと5章。
……いや、ちがった。よく見たら全10章だった。なのであと6章^^;
なお、この書の原稿は、かつて自家出版を試みていた時に造った紙製本(見本版)の各頁を
画像としてスキャンしたもので、曲がりなりにも物理的な“本”の体裁を保ってはいるが、
商品としての品質には未達の感がある。ちなみに、著者による「はじめに」が1995年5月20日。
「あとがき」が約4年後の1999年7月1日(発行日も同日付け)であるから、いまからちょうど
20年前に完成した意欲的な数理経済学の論稿である。当時(バブルが弾けたのち、巷間では
その余韻に浸りながらもしだいに不況感が増していた頃)の経済情勢や世相に言及した箇所を
除けば、まったく古さを感じさせない有益なアイディア(「経済活動」の本質を鋭く明示した
プラグマティックな考えの提示と、数学的知見を駆使したアプローチによりいわばマクロ・
ミクロ一体化した汎用性の高い経済分析ツールの公開)である。 ……で、章数を間違えたつでいに、今後間違えないようにここに(も)掲示^^;
なお、●はこの本の中核的アイディアになるので未刊行の現段階では伏字^^; おって、この
小冊子のなかにアイディアが凝縮されている関係上、随所に説明不足な箇所が見られるため、
注釈等による補足が不可避の状態。その分量が多い場合は「あとがき」の後に付記する予定。
あ、本書のタイトルも出版告知のときまで伏せときます。
(目 次)
はじめに ………………………………………………… 1
第1章 ●●の要素
第1節 ●●膨張と均衡成長 …………………………… 8
第2節 ●●維持の必要条件 …………………………… 12
第3節 エネルギーの場 ……………………………… 19
第4節 従来の経済理論との比較 …………………… 22
第2章 成長の条件
第1節 ●●●エネルギーと総エネルギー …………… 28
第2節 エネルギーとエントロビー …………………… 30
第3節 成長の限界 …………………………………… 36
第3章 循 環 第1節 エネルギー循環 ……………………………… 40 第2節 エネルギーと物質 …………………………… 41 第3節 物質と通貨 …………………………………… 43 第4章 加熱と冷却 第1節 社会のホットスポット ……………………… 46 第2節 平準化現象 …………………………………… 51 第3節 高効率化現象 ………………………………… 52 第5章 通貨の機能 第1節 エネルギー媒体としての通貨 ……………… 58 第2節 通貨の利点と問題点 ………………………… 65 第6章 需 要 第1節 需要の大きさ ………………………………… 72 第2節 生産性向上による需要の拡大 ……………… 73 第3節 需要確率分布 ………………………………… 74 第4節 価格決定のメカニズム ……………………… 78 第7章 ●●●モデルによる経済活動分析 第1節 エネルギーと通貨との関係 ………………… 82
第2節 価格変動に伴う業界への影響度分析 ……… 82
第3節 通貨量と価格変動の影響 …………………… 84
第4節 経済成長と生産性 …………………………… 86
第8章 経済のダイナミズム 第1節 景気循環の引き金 …………………………… 90 第2節 社会の実体経済 ……………………………… 92 第3節 経済活性化の諸施策 ………………………… 97 第9章 国際経済と為替レート 第1節 日本貿易黒字の構造 ………………………… 102 第2節 円高と規制緩和 ……………………………… 103 第3節 日本経済の先行き …………………………… 106 第10章 経済社会の未来像 第1節 経済の進行方向 ……………………………… 110 第2節 富の集中化と平準化 ………………………… 112 箭3節 真の豊かさと偽りの豊かさ ………………… 116 あとがき …………………………………………………… 119【
電版2】はコンテンツ本体のxhtmlファイフが完成
→その他のEPUBパッケージファイルの作成完了
→.epubの動作確認 ←
いまここ →問題なければ
(作者の了を得たうえで、いや正しくは、得ることができたら)楽天Koboにて出版
(ところで、あれからはや三十年二十年。はたしてあの方はこの件を憶えていらっしゃるだろうか。
もし承認を得られないなら、このEPUB原稿を謹んで献呈するだけに留まるかもしれない。
おっと、三十年前と思っていたけれど、手もとにある紙製本(見本版)の奥付けを見たら平成10年7月23日(初版第1刷)だった。
ということで、二十年前だった。なお、かつて自家出版を試みていた時に造った世界に一冊のこの本も、まだ見せていない)【
HP掲出1】は抄訳理由と謝辞を冒頭に書いて完了
→html化してHPに掲出 ←
いつでもOK!【
HP掲出2】は速記変換本の内容を確認し不詳箇所を訂正したのち要約理由を冒頭に付し完了
→html化してHPに掲出 ←
いつでもOK!【
HP掲出3】はhtmlファイル内の文面チェックをしながら
動画からスクショした説明画像を同ファイルに適宜挿入 ←
いまここ →html化してHPに掲出
【電版1】は第5章まで(第1次)チェック終了。
「第5章第2節 通貨の利点と問題点」では後半の提言箇所で、著者の「(
通貨の融資制度の)あるべき姿への思い」が抑制基調ながらも率直に表出していて、この書のテーマの一つをなしているのがうかがわれる。ただし、“減耗する貨幣”(
自由貨幣)についての言及はないため、おそらくその発想自体もないようだ。
で、それはさておき、第6章では確率分布の数式群と図。第7章では、3度目の微分方程式の展開群が(基本的に字面上の)チェックを待っている。全編4か所の数式&図式コロニーの残り2か所になる。がんばろう^^;
【創作1】での専門知識援用としては、医療分野が基本となり、なかでも、植物症(遷延性意識障害)、慢性気管支喘息(→重
責積発作→意識混濁→昏睡状態)、高齢者の延命治療、尊厳死とその手法的位置づけ(≒手段)としての安楽死。そして、これと関連した「終末期鎮静」の現状把握。
これらが、創作に当たっての、手作りな知識データベース作成のメインとなっている。あとは、呼吸器内科の外来診療風景や例の筋弛緩剤等の一般的な知識固め。それに、植物症患者の自宅介護のようすや留意点。これらが、物語の表にはほとんで出てこないが、創作に当たって必要な(想像力のみに頼ることのできない、あるいは頼ってはならない基礎的な)知識群になる。
このうち、 慢性気管支喘息(→重
責積発作→意識混濁→昏睡状態)に関しては、先日、たまたま安価(ゆえ)に入手した型落ちの電子辞書パピルスに、 『気管支喘息の正しい治療法』 という極めて長文の情報提供があって、これをつぶさに読んでいると、なんとなく自分も、(これからいよいよこの方面の)研修医になった気持ちになれる(=わずからがら施療者モードの気分を体感風味で味わえる)ので、ネット検索で仕入れた、あまり細かく踏み込まずわりと表面的に流す(それゆえ概括的な理解を素早くできるけれども所詮は表層止まりな)知識提供群に比べると、格段に(上述の)リアリティを得られて、とても役にたつことを知った。
そこで、この情報ソースをたどったところ、同辞書内のメニュー「健康」下の「EBM 正しい治療がわかる本」に所蔵されていた。EBMについての説明もある。そこで、例によってネットでEBMを調べたら、「
EBMとは? [The SPELL]」にたどりついた。これ(この活動)は、ひたすら利潤追求の製薬業界や権威主義的な医学界にとっては「敵」な存在と容易に推察できるけれども、私のような非力な一般市民にとっては頼もしい「味方」のように見える。
・・・ということで、(ネット記事のRSS収集だけでなく)シゴト上の知識収集作業からも予期しない発見や遭遇が多々あって、よい刺戟になっています。
<2019-03-21 記>
シゴトにのめりこむようになってから、ノマドにむいてる分野とそうでない分野があるのに気づいた。電版やHP掲出の下準備といったわりと定型的で事務処理的で仕上がりがかなり明確にイメージできる作業が、相性いい。基本的に、途なき途をかき分け進む創作系の作業は、むいていそうでそうでもない。とりわけ、草稿執筆モードにどっぷり浸かるのはむずかしい。なので、きょうのノマドも、【創作1】用に収集した関係資料の内容チェックや【HP掲出3】の「カバラ理解のためのキーワード等抽出」と「HP掲載向け図説貼り付け」の下拵えに2時間余りを費やした。それでも時間は蒸発するかのように消え去る(でも最近はコメダに限らず、なるべく2時間ていどで切り上げることにしている)。
<2019-03-22 記>
緊デジのEPUBスタイルでせっせと作ってきた【電版2】だけど、この国家プロジェクト?、もうでうに崩壊してお蔵入りというのが、動作確認を試みているうちに、(やっと^^;)気づいた。iText Expresだけでなく、Calibre(の旧バージョン)でも、作成したEPUBファイルが開けない状態がなんども続いたので、EPUB3ベースな緊デジとは無関係のEPUB2(縦書表示不可)の構成で、出版2の小さなテストバージョンを動かしてみたところ、なぜかiText Expresでは開けないないままだけど、Calibreでは、コンテンツを開くことができた。でも、まだ表紙は見れない^^;
ちなみに、緊デジ仕様ではない(より一般的な)EPUB3構成でEPUB化したひな形を開いたところ、これは、頼んでもいないのに、縦書表示になっていた。で、EPUB2でも同3でも、望んだフォントが効いていないことから察するに、どうもEPUBパッケージ内のCSS設定との基本的なミスマッチが生じていようだ。ただ、(いくつかの理由であえて)旧いMac環境下で旧いバージョンのソフトを使いながらやっているので、この不具合はたんにCSS設定の問題だけではないかもしれない。
ただそうであっても、このマシン環境は極力変えたくないので、あれこれ試行錯誤しながら改善しゆくほかないだろう。
ということで、ここ数日は、EPUBの動作確認時の不具合追究に時間をとられて、なお問題解決にはいたっていない情況。ただ、頼みの緊デジ・スタイルがとうの昔に使えなくなっていること。代わりの、より一般的な(電書協ベースの?)縦書対応EPUB3の仕様がまだ完全に把握できていないけれども、たまたま【電版1】と【電版2】は横書なので、とっつきやすいEPUB2仕様で対処できること。
なお、EPUB2であれば、優れもののフリーソフトSigilで、ワープロ感覚で?こしらえることができる(ような)ので、【電版1&2】ともSigilベースで作り直すことで、表示上の不具合の原因がどのあたりにあるのか突き止めることができるかもしれない。ということで、これからしばらくは、コンテンツが仕上がっていちおう無圧縮パッケージ化までできた【電版2】を、こんどはSigilベースでも組み立ててみて、あれこれ比較検討してみたい。
また、【電版1】は、数式と経済原論の知識を刷新しながら、内容のチェックを進めている最中。著者校正ができない情況なので、しかも、出版する価値があると客観的に確信できる本なので、ま、この先もじっくりお勉強感覚で校正作業を進ゆくことになる。
ところで、EPUBパーッケージの最終段階ともいえる関連ファイル群の一括無圧縮は、Macにおいては、やはり、付属のユーティリティ「ターミナル」を使うのが、けっきょくのところはやいようで、自分の場合は、圧縮対象フォルダをデスクストップにおいて(これがディレクトリ指定先として最も?短くてすむから)、以下のように、Terminal画面に、予めmiなどのエディタで用意した異形文字列をコピペしてリターンし、ついで、その下の行にあるような文字列をコピペして、さらにリターンすることで、たちまち無圧縮できている。(情報提供してくれているネット上の方々に感謝^^♪)
cd /Users/●●●/Desktop
zip -0 ■■■■.epub -r ■■■■/ -x "*.DS_Store"
●●●はたんに伏字^^; ■■■■は任意のEPUBデータフォルダ名(あえて変える必要もないので.epubファイルも同名にしている)。
「.DS_Store」はMac使いなら承知の各フォルダ内隠しファイル(あっても動くようだけど異物ではあるので一括除外して圧縮)。なお、この除外に関しては、圧縮した後に除外することもできる。zip -0 ■■■■.epub -r ■■■■
↓
zip -d ■■■■.epub “*.DS_Store”
ところで、無圧縮(=パッケージ化)したEPUBファイルを解凍するときは、Macでは、拡張子(.epub)を「.zip」に強制に書き換えて、解凍ソフト(The Unarchiverなど)で解凍すれば、構成ファイル群を確認することができる。
<2019-03-24 記
(いまのところ未編集=ほぼオートライティング=書きなぐり状態)→いくぶん見やすく整形>
緊デジ仕様から一般のEPUB3構成(パッケージ)に変えるときは、
任意名称の親フォルダ下で、以下のごとく・・・
itemフォルダ → OEBPSフォルダ
(EPUB2の名残りらしくこの名称が一般的のよう)xhtmlフォルダ → textフォルダ
(名称固定 or この名称が一般的のよう)imageフォルダ → imagesフォルダ
(名称固定 or この名称が一般的のよう)styleフォルダ → cssフォルダ
(任意のよう。「style」のままでもいいみたい)item>standard.opf → OEBPS>content.opf
(ファイル名は任意のよう。OEBPSフォルダの直下にあること)item>navigation-documents → OEBPS>
(text>)nav.xhtmll
(つまり、この左辺のファイルと ↓)
item>xhtml>p-toc.xhtml → OEBPS>
(text>)nav.xhtml
(この左辺ファイルの2個はnav.xhtmlに1本化) ↑ nav.xhtmlは、具体的コンテンツと同列より一つ上の階層がいいように思う←たんに好みの問題^^;item>xhtml>p-cover.xhtml → OEBPS>
(text>)cover.xhtml
(「cover」は名称固定か?←opfファイルで変更可) ↑ cover.xhtmlも、具体的コンテンツと同列より一つ上の階層がいいように思う←これもたんに好みの問題^^;item>style>book-style.css, style-advance.css, style-check.css, style-reset.css, style-standard.css
の4点セット → styel.css
(ファイル名は任意のよう。メインは「mybook.css」としたい) → CSSファイルの中身はもてる知識を総動員して独自に構築しなければならない。
→なので、CSSに習熟することが必要不可欠。その際、フリーのEPUBサンプルファイルを
ネットからDLし、これを解凍して得られるCSSファイルを参考にしながら作るのが、
たんに省力化だけでなく、CSS習熟の近道でもある(かもしれない)。
とりわけEPUB3では、縦書やルビの指定関連やこれと連動したレイアウト指定まわりの
処理について熟知しておくことが必須となるので、学ぶべきことは多い。
ちなみに、横書きタイプの電子本の場合は、CSS設定においてより簡便に扱いしやすいEPUB2ベースでEPUBパッケージを作ったほうが、Sigilという優れものの専用エディタ
?を使うこともできて、便利かつスピーディ
(=動作確認に要する時間が少なくてすむ)かもしれない。
で、EPUB3ベースでこしらえたパッケージをEPUB2仕様に変えるときは、
cssフォルダ→ styleフォルダ
(この名称が一般的らしい。なのでけっきょくEPUB3も「style」にした^^;)ということで、EPUB2と同3での大きな違いは「toc.ncx」があるかないか。つまり、EPUB2では必要だったが3では不要な流れになっている。
で、EPUB3のパッケージから2へ先祖返りする場合は、「toc.ncx」
(名称固定のよう)をこしらえなければならない。このファイルも、基本はテキストベースなので、miなどのエディタで作成・編集ができる。
書式は、簡単にいえば、章や節などでなりたつ目次を
nav.xhtmlとは別個にもう一つ作り、その際、このファイル専用の書式(フォーマット)にしたがって整然と記述してゆき、OEBPSフォルダの直下に置くということ。これが、EPUB2での目次ファイルになる
らしい。
ということは、EPUB3では、目次表示をふくめた動的ナビゲーション機能を「nav.xhtml」というxhtmlファイル形式に変更したということか。← ザッツライト
のよう。
↓
◎ EPUBのベストプラクティス EPUB2用の目次NCXの出力はまだ必要か? 電子書籍、電子出版のCAS-UBブログ
http://blog.cas-ub.com/?p=3644
あ、そういえばこの記事、たしかこないだ読んだよな^^;
ま、それはさておき、この記事によれば「toc.ncx」はEPUB3パッケージに含めておいてもよいようで、要は、本は読めなくては意味をなさないことから、電子本リーダー側の仕様が優先するわけで、EPUB3専用(つまり縦書表示可能な)リーダーであれば、このファイルは必要ないということらしい。
さて、そうなると、EPUB2と3用を別々に作っておいて、楽天Koboではどちらか択べるようにするか? ただし、同販売サイトでそんな対応が可能かどうかは未確認なので、もしダメならそれぞれ独立して出展し、EPUB2リーダー向けには「EPUB2専用」と表示して注意喚起するか?
いずれにしても、この検討は、いま取り組んでいる動作確認作業が電版物作成の最終プロセスとして安定的に対処できるようになったあとの話になる。ということでこれは、その段階になった時点でベストチョイスを考えよう。
<2019-03-25 記
(おなじく書きなぐり)→あるいていど整形>
さて、そういうことで、EPUBパッケージ用のzip圧縮で、きのうのコマンドライン設定がまちがっていたので、別サイトの情報をもとに以下の方法でやり直したところ、よい結果が得られた。
cd /Users/●●●/Desktop/example
zip -0 -X ../example.epub mimetype
zip -r ../example.epub * -x mimetype */.DS_
storeStore
↑
◎ EPUBの圧縮方法 EPUB開発ノート
http://epub.liblo.jp/archives/22319835.html
あと、以下の記述法も試してみたら、解説どおり「mimetype」のあるフォルダ(「Sample」フォルダ)内にできて、こちらもCalibreで見ることができた。
zip -0 Sample.epub mimetype;zip -XrD Sample.epub *
↑
◎ ターミナルを使ってEPUBに圧縮する jittodesign blog
https://jittodesign.org/epub-taminal02-148/
この記述から、対象フォルダ(ここでは「example」)をデスクトップ上において、上記3行のコマンド列を「;」で1行につないだ以下↓の文字列、
cd /Users/●●●/Desktop/example;zip -0 -X ../example.epub mimetype;zip -r ../example.epub * -x mimetype */.DS_
storeStore
をターミナルのコマンド入力画面にコピペし、リターンすれば、一発でデスクトップ上に結果が得られることがわかった^^v
ということで、上記2サイトの管理人様、貴重な情報提供ありがとうざいます!☆
さて、上記3行をつないでコマンドラインでの一回の打ち込み(コピペ+リターン)により、デスクトップ上に、首尾よくEPUB2ファイルが現われたので、できたてホヤホヤのそのファイルを、まずはてっとりばやく「iText Express」のエイリアスアイコンにドラッグアンドドロップしたところ、相変わらず開いてはくれないものの、前回とちがってただだんまりとシカトされただけなので、かなり正解に近づいた感触をいだいてCablireのエイリアスアイコンに乗せてみたところ、うんうん、こんどはちゃんとEPUBデータとして認識してくれて、タイトルや書誌データ(opfファイルに記載)もきちんと表示してくれた。
ただ・・・、表紙の画像がでてこない。ま、しかし、これは単純に設定の不具合だろう。あと、ncxデータを反映した目次は表示されるものの、ジャンプしてくれない。まあこれも「toc.ncx」内の設定不具合だろう。さらに、期待したフォント表示が今回もまだ反映していない。これはCSS設定が不首尾なままということ。
ということで、EPUB2ベースの動作確認は、基本的には可能な状態になったので、あとは、まさにいま確認した動作(表示)上の不具合をひとつひとつ修正してゆくことになる。。。やれやれ、やっと入り口に立った情況だな。。。
ところで、きのうの圧縮操作はターミナルによる一般的な圧縮手順であって、EPUBパッケージの特徴ともいえる「mimetype」は無圧縮のまま、その下に配置した他のファイル群は適度に(マシン任せな)圧縮を加えながら、全体としてもとの対象フォルダを「.epub」の拡張子を付したEPUBパッケージファイルにするという、一連の作業ルーチンはいちおう確立できた、と考えていい・・・かな^^?
<2019-03-25 2回目の(やや喜びの)メモ>
<以下は、4/2に追記>
TerminalについてはLinuxにも同類のものがあるようで、ZIPコマンドと関連オプションについて詳しい説明をしてあるサイトがあったので備忘。MacのTerminalでは微妙に書式が異なったりするかもしれないが、どうやら基本的な仕様は同じなようだ。
(なお、そのいきさつを調べている余裕はないので、両者の関係についてはスルー)◎ 【 zip 】コマンド(基礎編)――ファイルをZIP形式で圧縮する:Linux基本コマンドTips(34) - @IT
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1607/25/news021.html#sample3
【電版2】をもとにしたEPUB動作確認作業はかなり進捗した。というか、CSSに関する正確な知識とそれなりの技能が要求されてちょっと戸惑ってしまったが、横書表示専用のEPUB2下でのcontent.opf、toc.ncx、nav.xhtml、cover.xhtm間の連携プレー。そして、CSSの各種表示設定を受けたopfと各xhtmlファイル間でのid属性やclass属性、各種タグ内style要素設置等を通した連携プレー。ここらあたりの仕組みがだいぶわかってきた。
ただし、これらはすべて決まりごと・約束事の世界であるから、いちど覚えれば(それが有効であるかぎり)“一生もん”の世界でありーー娑婆における交渉ごとにおける腹の探り合いや裏切り監視といったきわめて高度な?コミットメントは要求されないからーーきのうの不具合の原因究明もわりとスムーズにできて、【電版2】ベースの動作確認用小型パッケージは、Cablire上でスムーズに閲覧できるようになった。
さらに、EPUB編集用のSigilでもチェックしながら表示状態を確認できるので、確認作業もよりいっそうはかどり、フォントの指定、画面に応じた画像の自動伸縮、ナビゲーション・ジャンプは、どれもOKな状態になった。ということで、いよいよフル・コンテンツを対象とした動作確認に移りたい。
ちなみに、まだ内容チェック中の【電版1】は本文コンテンツがすべて画像ファイルなので、EPUBパッケージ化はいま取り組んでいる【電版2】よりも、(CSS設定等によるEPUB環境構築の面では)シンプルな準備ですむことになる。なので、【電版1】の完成は内容チェック(≒校正作業)の進捗度合いによっている。
さて以上は、EPUB2による横書タイプのテキストあるいは画像のみからなる電子書籍の作成になるけれども、これらの作成が終了したら、縦書表示を前提とした創作物が数編、産声をあげるのをまっているので、今後は縦書表示に対応したEPUB3用のCSS設定について(も)習熟するする必要がある。
ということで、引き続き、た…た…楽しみっ!^^;
<2019-3-26 記>
いまは【電版1】の内容チェック(≒校正)と【HP掲出3】の図解掲示箇所調査のふたつを優先的にシゴト(私事^^;)していますが、どちらもテキストを精読してゆくことになるので、いずれもキホン、編集作業にもかかわらず、真正面からつんのめり気味にお勉強しているようでもあり、(いい年こいても)かなり脳ミソが鍛えられています^^; なんか、ボケてるヒマはない!って感じですね^^;;;
ちなみに、後者のほうは当初、オレのもちまえの穿ったモノの見方でその“正体”を暴いてやろう、といったわりと軽いノリで、取り上げたレクのテキストを読みはじめたのですが、うーむ、正体を暴くどころかややもすれば感化されそうで、しっかりと距離を保つためには、いまの自分の理解力にフィットした、一定の区分け(振るい分け)をしながら、読み進まないといけないようですね。
私自身の宗教的な言説に対する“客観的な理解”については、それなりに偏りや理解力の不充分さあるはずなので、読み進みながら、明確な言説に対しては【同意】【不同意】【保留】。また、喩え話や比喩表現については、その意図するところの「ウラ≒真意( or 深意)」。すなわち、論点のぼかしや逸らし、あるいは巧妙な誘いこみの臭いがあれば、その臭気を注意深く“自分の言葉”で絡め取りながら、個人的にとりあげた27のレクチャーと1詩編について、自分なりの距離を保ち続けたいと思います。
というのも、「Kabbalahの世界観(>=価値観&人間観)」は、
日本式NWOを構築するにあたって、当初予想していた以上に、陽に陰に、善くも悪くも、けっこうな影響を与えてくれそう(探索者としてはインスパイアされそう)なので、自らの非力を念頭におきつつも、いやそれゆえあえて、この種の(呑み込まれてしまわないための)「予防線」を張ることにしましたーーより
World-wideな普遍性を備えた“日本式NWO”、すなわち、「
波動循環型多様共生社会の創生 〜“
日本教”から“
日本式NWO”へ〜」を実現するために(汗;)←おいおい、ちょっとばかし誇大妄想な自己陶酔ぢゃないかえ? それともホラ噴き上げる湯ぅ岳かい^^?
↑
いやいや、この取り組みは自分の(人生の黄昏近くになってやっと見つけた)ライフワークであって、これから先、とあるだれかさんとして生き延びてゆくよすが(縁/因/便。さらにいえば、世にいう「生きがい^^;」)でもあるので、モチベーションを維持するために、ちょいとばかり息んで、ぢゃなかった、力んでみたくもなるしだい^^;
実質、作業完了している【HP掲出1】と【HP掲出2】は来月4月には、それぞれ、HP「章曲」>「特集」>「3 明かされたカバラ」と同「4 三島由紀夫論」に、既存コンテンツを書き換える形で掲出する予定。
【電版2】は、これに続く出版予定物のために(まずはEPUB2下での)動作確認を徹底しておこないたいので、作者への(出版同意取り付けの)連絡はまだ先のことになりそう。
<2019-03-29 記>
【電版1】
(横書きの本文を全ページ画像化したタイプ)と【電版2】
(各ページ横書き詩文に画像を載せたもの)のEPUB動作確認を横書き専用のEPUB2環境下で実施した結果、それぞれの確認用ミニデータ
(カバー、タイトルページ、目次、本文10ページ程度、奥付。ここでは「ひな形ファイル」と呼ぶことに)を使って、あれこれ試行錯誤しながら試したところ、本日(3月31日)、どちらもCalibre上で問題なく操作できるようになりました! やったー!!
(ちなみに、期待していたiText Expressは、かなりシンプルで小さなEPUBじゃないと〔はじきはしないものの〕開けないよう。どういうのがOKでOUTなのはどんなものか、試行錯誤で試してみたい気はするけど、ぜんぜん生産的な作業ではないのでやめました^^;)作業中は、opfファイル内のspine
属性要素(ページめくり方向の指定)とEPUB2では必須らしいncxスタイルによるナビゲーション設定(目次を反映したtoc.ncxと連動)との連携がいまひとつのみこめなくて、「うわ! うまくできるだろか? これクリアできないとヤバいな……」と思いながらも、ネットにわずかに散在するspineに関する説明記事を読んだり、ネット上から拾い集めたいくつかのepubファイル内のopfファイルを適宜参照しながら、どうにか、ncxベースのナビゲーション操作が問題なくできるようになりました^^v
なお、spineに関して比較的詳細に説明してある直下の記事主さんに感謝^^♪
◎ 電子書籍づくり実践(書誌情報を書く) - 本好きに送る「電子書籍のつくり方」講座
http://k-airyuu.hatenablog.com/entry/2014/03/07/152655
あと、サイズ調整した好みのフォントを的確に表示する設定も、cssとxhtml間のclass属性での連携も、複数の分業ファイル群からなるcss間の連結をより緊密にすることができたので、ほぼイメージどおりの表示ができるようになりました。今後は、EPUB3下での縦書仕様の制御もまっているので、この連携方面の緊密化作業もまだまだ続きはしますが、とりあえず、横書きベースでは一段落した感じです^^v
ということで、わ〜い、うれしかば〜い♪
おっと、うかれるのはこれくらいにして、これにより、【電版2】はEPUB2ベースでの電子出版物として(楽天Koboを通じて)刊行可能な状態になった、ということになとろうかと思います。確定的な言い方でないのは、肝心の著者の出版同意をまだ得ていないこと。そして、楽天Koboへの出展にあたっての技術的な問題(ncxナビゲーションとの相性など)があるかもしれないこと。ということで、後者の問題は(あるとすれば)、その後に続く出版物たちのためにも克服すべき技術的な(しかしハードルはさほど高くない)問題でしょうが、前者の件は相手のあることなので、充分な配慮をもってコミットしたいと思います。
【電版1】は、現時点でなお本文内容のチェック(≒校正)に時間を要することと、作業終了後には著者本人との連絡不通状態が解消することを期待しつつ、電子出版の基本的な準備が整ったことの連絡と、その際、手順前後にはなるけれども著者校正をしてもらうことで、出版にこぎつけたいと思っています。なので、こちらの出版のタイミングのほうはまだ先の話になりますね。
<2019-03-31 記>