2021-12-11むかし愛用していたMacOS9の環境が、愛機アイマックンのなかで復活したよ!
ま、正しくは「再復活」と言うべきだけど、自分のPC環境では電版用のePubファイル動作確認時に必要な、Windows8.1ベースのVirtualPCじゃなかった
VirtualBoxの
調整が最優先だったので、
SheepShaverの起動時の不具合調整は後回しになってたんだ。
でも、きょう、時間ができたので、ほんと
久々にSheepShaverを動かしてみたら、最初は?マークのアイコンが出て動かなかった。そこで、
「Preference」でいちから環境設定をやり直したら、なんとなんと、たったそれだけで、するするっと、あの懐かしいMacOS9のオープニング画面が、MacOSX Snow Leopard内に登場したんだ(^^v
しかも、以前の環境でインストールしていた「EGWORD11」「Adobe PageMaker 6.5J」「Singer Song Writer 3.0」「ConcertWare 1.5J」「Painter Classic 1.0J」が出迎えてくれた。この復旧作業にはきっと時間がかかるだろうな…と覚悟していたので、あっけなく復元できて、激しく感動!\^^/
「EGWORD11」と「PageMaker」を熱心に使った以外は、「ConcertWare」でちょこっと楽譜入力した程度で、あとのふたつはほとんど使っていない。でも、これからまた、じっくり使えるなんて、嬉しすぎる!
ちなみに、「EGWORD11」では、たくさんの情報量を扱う長編小説でも、楽に書けるんだよ。「PageMaker」はもう必要なくなったけれど、過去の小説原稿を再度これで見ることができるんだ。「ConcertWare」は、滝廉太郎のピアノ曲「憾(うらみ)」の楽譜入力が途中で中断していたので、完成に向けて再開することができる。やったー!
で、「Singer Song Writer 3.0」は、鼻歌録音をmidi保存できる。これは自動作曲に近いので活用したいな。
「Painter Classic 1.0J」は、本格的な油彩や水彩の絵が描けるところが嬉しいね。
どのソフトも、その昔、それなりのお金を払って買い求めた有料ソフトたちだし、20数年後にふたたぶ現役で使えることになったので、もうこのことだけで充分元は取れた、と言ってもいいね。満足満足^^v よし、傑作目指して、がんばるぞ!!
2021-12-13 パッド8で書いている小説。プロットから構成、アウトラインまでは順調にできたけれど、ディテールの書き込み段階になって急にスローダウンした。
そこで、SheepShaver下のEGWORD(ver11)を久々に起動して、パッド8のデータを見ながら、構成(章立て)部分を内容チェック&変更前提で再入力していたら、20年ほど前使用感が記憶とともにしだいにもどってきた。
やはり、PC用の本格的なワープロソフトのEGWORDは小説原稿作成用には最適だ。AndroidアプリのFiiNote+TATEditorも、これには全然かなわない。
20年ほど前に、MacOS9が事実上使えなくなり、やむなくMacOSX対応のフリーソフトiTEXT Expressに乗り換えた。
このフリーソフトは、縦書入力、文字色・背景色変更、(目次風疑似)アウトライン機能という、自分的に必要最低限の機能があったので、小説制作の最終段階である執筆(草稿→推敲→清書)の段階でも、EGWORDの代わりをどうにか果たせた。でも、カタログファイルや外部ファイルへのリンク(ジャンプ)などがないなど、充分な満足感は得られないでいた。
SheepShaver下のEGWORDはMacOS9での動きとなんら変わらない。ときどきヘルプを参照しながらいろいろ弄
(いじ)っているうちに、ほぼ完全に20年前に操作感覚をとりもどした。
そして、たんにスマホアプリとPC用本格ソフトの「格の違い」だけでなく、意識を集中して文字入力する際の画面環境の違いも大きい。8インチ画面でうつむき加減にちまちまと長文入力するのと、20インチ・ディスプレイの前で背筋を伸ばして、ブラインドタッチで日本語JISキーボードを連打してゆくのとでは、オートライティングを基本としている者として、文章を書くときの頭の状態そのものがちがってくる。そこには、ぜったいに埋められほどの圧倒先な差があると言っていい。
こうなると、小説に関しては、「これを書いてみたい!」と強く思ったら(いわゆる「着想」)、「その事象の人間化(個性的な人物像)→テーマ化(社会的な浮き彫り)→プロット(=世界観+ドラマ性)構築→構成(章立て)→ストーリーライン(草稿素案)」まではパッド8の例のアプリ群が担当。
これは、斬新なアイディア創出がメインとなるので、携帯性に優れたタブレットの利点を活かして、ノマドなどで創作環境を随時変えながら取り組むのが、自分にとってはベストだから、と言える。
そしてその後作業、「草稿素案の膨らまし(ディテール書込み)→草稿完成→数次(5〜7回ていど)にわたる推敲→清書(作品完成)」という、いわゆる「執筆」部分については、SheepShaver下のEGWORDに担当してもらうことにした。これで、きっと自分独特の“深み”のある文章表現ができるはずだ。
ちなみに、執筆に専念する情態では、周囲の環境は刺激がないほうがいい。なので、デスクトップPCとご対面情態を続けていても問題ないし、できれば未明にそういう環境を作れればベスト(だが、なかなか早起きできないでいる^^; なお、宵っ張りな深夜作業は、すでに頭が疲れているので効率がわるすぎてやっていない)。
さてそういうことで、パッド8での「スローダウン」の理由は、(自称)物書きな自分独自の“深み”ある文章表現ができないでいる、ということが、ここまで書いてきて判明した。
↑
そんなわけで、例によってバカ丸出しだけど書いてみてよかった(笑) 愚直にあれこれ書いてみることで得られる“気づき”は、いつも大きい。今回ももちろんそう(^^v
2021-12-15 SheepShaver下の「EGWORD11」で書き始めて3日目になるけれど、これが使えてほんとよかったと思ってますねえ。本格的な真筆情態にはいると、よくいう「ゾーン」情態にはいる必要があるので、基本「無音で暗い室内」であることが大前提になるんです、自分の場合は。
そのなかで、20インチの大きい画面に解像度を落としてどーんど広く開いた「EGWORD11」の編集画面を見ながら、タブレット画面では突破できそうになかったイメージ文案をあれこれと、そう、ときにはクネクネと言葉たちをくねらせながら展開してゆくんですよ。
それが、この環境ではできる。むかし、これができたから、何作も(ヘタな)小説を書けたのだなあ…と今更ながら思いますね。要するに、「EGWORD11」がないと小説を書き上げることができない、タブレットでは粗筋(ストーリーライン)までがたどり着くのがせいぜい…ということがわかりました。
思えば、本格的なワープロソフトは、MS-DOS時代に登場した管理工学研究所の非常に高額な「松」を手始めとして、これを価格的に駆逐したジャストシステムの「一太郎」を使っているうちに、パソコンのOSはWindowsとMacOSに置き換わった。
なので、Mac使いの道を選んで「EGWORD」シリーズにシフトしたことで、第1次創作期の華僑を迎えたことになるけれど、MacOS9がMacOSXに変わったことで使用を中止して、前回記事の流れになり現在に至るの図…ということになるのだなあ。なんだか懐かしいな…。
2021-12-16
で、そんな「EGWORD11」だけれど、使い回してゆくうちに、(いまのところ)ひとつだけ、明らかな不具合に遭遇した。それは、アプリが面最上部のコマンドメニューラインから、道具>リンクマークを付ける>他のファイルを選択したときに、先に進めなくなること。こうなると、EGWORD自体がいっさい反応しなくなるので、いったんSheepShaverを強制終了しないといけなくなる。
つまり、同ソフトの別ファイル、textファイル、htmlファイルの呼び出しができない。この不具合は、執筆作業を効率的に進めるうえではかなりの「損失」と言えるけれど、たまたま自分の場合は、すでにパッド8内に、必要充分なデータ類の蓄積をしているので、これをキーボードの前において、必要なときに必要な箇所を参照すればいいので、実際上は、思ったほどの「痛手」にはならない。
というか、執筆直前までのデータ類を同じPC画面ではなく、タブレットで自由に確認できることのほうが、作業上はずっと自由度があって、このほうがより捗る、ということに気づいた。
そう、本格的な執筆にいたるまでに、パッド8の中で、着想からその事象の人間化(個性的な人物像)→テーマ化(社会的な浮き彫り)→プロット(=世界観+ドラマ性)構築→構成(章立て)→ストーリーライン(草稿素案)」まで、時間をかけてさんざん検討を加えてきているから、「母船」内で新たにデータファイルを作ってリンクを張る必要はない。
で、これは作品Aに限ったことではなく、まだプロット練成中のBや構想初期段階のCにおいても、
「母船」への頻繁な帰還による「各項目の鳥瞰的な内容チェック」を通じて、本格執筆の足掛かりとなる「ストーリーライン=草稿素案」の完成を急ぐことができるため、パッド8の作業進捗にとっても有意義な話となる。
ということで、EGWORDのリンクに関する不具合は、私の(「
章話制作システム:アプリ連携版」あらため)「章話制作システム:8アプリ&EGWORD版」にあっては、支障ない範囲に留まる。