2021-12-15
この、並行三作第1作(A)は、いったいいつから構想したのだろう。
そうか…、
川崎協同病院でこの事件がニュースに登場した時からだった。
もう20年になるのか。
途中、何度も挫けたけれど、やっと小説制作の第3段階「執筆モード」にはいることになった。
よくここまで続けてきたな…。
でも、Aはこれからが本格的な執筆作業になるので、見た目的には、いまごろやっと書き始めた、ということになるのだろうな。
ところで、 並行三作第ニ作(B)は、311を機に、それまえ構想を練っていたものをこの大事件に集約。
でも、知れば知るほど奥が深いので、Bもまた蝸牛のような歩みになった。
それでも、この歩みそのものは止まりそうにないので、こまま歩み続けるしかない。
また、 並行三作第三作(C)は、三部作の形式を採っているので、実質的には中編物語3作の制作ということになる。
これは、漫画という異なるジャンルはなるけれども、手塚治虫さんの『火の鳥』のような、幅広い歴史的時間帯にまたがる
クロニクルな大河的な物語となっている。
できればこれを、わが文芸作品創作人生の「代表作」にできればいいなあ…と思っている。
で、BとCは、まだ私のアタマの中とパッド8の章話制作用アプリの一部でうたた寝をしている情態になっている。
でも、ひとつが終わったのを待って、順次、アイマックン内のSheepShaver下EGWORDにデータを移植していては、いったい何年後になるわからない。
これらも「並行」の名のとおり、執筆専用ワープロソフトEGWORDでも、構成不充分のままでもとりあえず転記(複写)しておいて、パッド8での変更を随時反映させてゆくことにした。
で、複写後は、逆に、アイマックンをいわば「母船」とし、パッド8は機動的な「探査船」として、ムーバブルな(ノマドな)環境で発想を刺激しながら内容を充実し、その結果を随時「母船」に受け渡して、さらにディテールまで踏みこんで、内容充実を進めてゆく。
この連係プレーにより、これまでの遅々とした物語制作情況を打ち破って、これまでと比べると、格段にスピーディな制作環境を実現したことになる、と予想している。
ABC以外にも、構想としては、歴史物まで含めると多数出番を待っているので、そんな方法で捌いてゆかないと、とてもじゃないけど、全部フォローするには時間が足りない。そう、人生の時間が潤沢にある年ではなくなっている(苦笑)
でも、ま、この先、かりに全部「世に出す」ことができたとしても、そのころにはまた、同じ数くらいの出番待ちが列を作っているとは思うけれど(苦笑×2)。
さてそういうことで、このエントリのカテゴリ「創作日記」では、今後、そんな感じで進めてゆく自作の物語たち(これを「章話」という私的造語で一括りに表示)を、進捗状況確認のために、ここに随時書き留めてゆくことにした。
当面は、AとBの進捗状況について、内容をぼかしながら柿綴ってくことになるだろうな。しないよりしたほうが、きっと(Aの)執筆にも(Bの)構想にも役立つと思うので、スタインベックの『創作日記』を意識しながら、書き進めてゆこうかな…と思っている。
では、とりあえずここで擱筆。