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パッドくんを使うなら、手文字記入式のメモアプリにかぎる。キーボード式は横になったままでは時間がかかりすぎて使えない。ただ、手文字書き込み式であっても、開いて書けるまでの操作に時間がかかるとせっかく浮かんだアイディアがすっと消えてしまうので、アプリアイコンを叩いたらすぐに書き込めるが大前提で、保存も戻るボタンで自動保存になるのであればなおよい。
ということで、パッドくんでは「a Paper」というアプリがいちばん簡単なもよう。開いたらすぐに書けるから。だが、この記事(の元になる原文)をまさにいま手書きで書いているけれど、どうしても文字が大きくなりすぎて、一画面一ファイルのこのアプリでは、つぎつぎと新規ファイルに書き付けることになるので、ちょっと煩雑気味。
あと、300gていどの軽めな7インチパッドくんであっても、上方に掲げた状態で持っていると、意外に重い。それと、まだ暗いなかでモニタを長く見つめ続けるのは、目に良くないのサッと書いてしまわなければならない。
で、あとで手書きメモを見返してみたら、下手な字があまりに下手すぎて判読困難なところが多々。しかも、縦長状態で書き付けると1ページ分を横長画面の中に横倒しの状態で判読することになるので、二重にわかりづらい、ということも分かった。
ということで、利用可能ないま現在のメモアプリ環境ではムリがあるかな。寝床でアイディアを書き留める時はやはり、昔ながらの小さな紙のメモ帳とボールペンがベストのようだ。そう言えば、音声入力可能なメモ帳への口述筆記という方法もありそうだけど、字部の場合、声に出してメモる方法は得意ではない。いつも無言でキーボードを叩き、ペンを走らせているから。
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さて一昨日は、a Paperでメモったものを、上述のようにテキスト文字に起こしていたが、昨日、同じ「手書きフォルダ」に入れていたアプリFiiWriteをいじってみたら、上に書いた要望的な事項がすべてみたされていることに気づいた。なあんだ、最初にこれを使っていれば昨日のイマイチ感はそもそも味あわないですんだのか。
つまり、目覚めた直後のまだ微睡み情態から抜けきれていないときに浮かんだアイディアやイメージや情感を、 素早く書き留めるためのアプリに必要なものは、すくなくとも次の要素が必要だと思うが、FiiWriteはそれをすべて満たしていた!
・立ち上げ時手書きモードをデフォルト設定
・画面ワンタッチで 入力可能状態になる
・画面中央に文字を大きく書いても指定した大きさで順次収まっていく
・また、それらはカーソル割り込みでいつでも書き直しできる
・画面は縦長に固定……(本体設定に頼ることなく)アプリで指定可(横長固定もあり)
・背景は黒に変更……暗がりのなか眩しさ回避のため
・入力(編集)画面から「戻る」ボタンで自動保存
・適時のバックアップ保存……最短の30秒設定にした
・書込み済データの継続閲覧時間の指定……5分に設定した(PCでのテキスト入力のため)
ということで、FiiWriteがいつでも立ち上げ可能にしたパッドくんを枕元に置いて眠りにつけば、あとで、あの微睡みのなかでうかんでいた言の葉の断片や揺らめくイメージの残像を頼りに必死に追いかけ想いだすような経験はしなくてすむ(だろう)し、どうしても想いだせないときのもどかしさや残念感とも無縁になる(だろう)。
今朝の目覚め時ではまだ試していないが、たぶんこれで、朝の目覚め時、ふとんやベッドに横になったまま、頭に浮かんだアイディアや気になることを、紙とペンではなくスマホアプリでササッとメモって、消え去らないようにしっかりつかまえておく作業が無理なくできるような気がしてきた。思えば、紙とペンだと目覚めたばかりの(たいていは)まだ薄暗い部屋のなかでまずは灯りをつける必要がある が、スマホタイプでの即席メモだと点灯作業もいらないのはちょっとした強みともいえる。
なお、このアプリには音声入力もあるので、そのうち試してみようと(は)思う。布団のなかでぶつぶつ呻くように声を出してもうまく聞き取れないかもしれないが。それよりも、そもそも自分は、言葉を発しないでいるほうが、言葉(書き言葉)がすいすいと流れ出てくるように思う。
なので、発声によって言葉(書き言葉)がどれほど湧き出てくるか、あるいはやはり、自分の基本スタイルである“黙ってオートライティング”のようには出てこないのか、そこらあたりを試してみる楽しみが、増えた^^v
ついでながら、FiiWriteにはテキストエディタ機能付きのFiiNoteもあるが、これは、目覚め時のアイディアメモとしてではなく、物語文案作成時に活躍するシールド・グループのなかでも、発破中の発破、突撃隊の急先鋒みたいな頼もしいツールとして、多いに働いてもらうことになりそうだ^^v
そういえば、これにOutlinerみたいな本格仕様のアウトラインプロセッサがドッキングしていれば、オールインワンタイプの強力な物語創作ツールに(も)なるだろう(なあ)。
<2019-12-13 記>