2021-11-16
以前から、ずーっとやってみようと思っていた
DTMに、きのうから本格的に乗りだした。
といっても、デジタルピアノでmidi出力した即興演奏をmidiケーブルを通じてわがアイマックンのユーティリティ・ソフト「Audio MIDI 設定」でmidi データとして拾ってもらい、その音源データをアイマックン所蔵の「GarageBand」という作曲ソフトで音声データとして表示し再生してもらいながら、音高や音長などのシーケンシャルな修正を加え、あるいは、楽譜での編集もできるので五線譜での変更も加えながら、聴きばえのよいループ(断片的な楽曲フレーズ)をこしらえる。
こうして、五線譜のループ(数小節のフレーズ)ができあがったら、こんどは「
MuseScore」というフリーの楽譜作成ソフトで、そのループ譜を手入力により再現する。そして、その楽譜にさらに装飾的なフレーズなどを加えて音の配置を修正しながら、最終的に数分から十数分ののまとまりのある楽曲を作り上げる。
ちなみに「楽譜を手入力」のところは、ほんとうはデジタルピアノから取得したmidiデータをそのままmidiファイルとして保存して、それをそのまま「MuseScore」でインポートすれば、楽譜化するのは早いし確実なのだけれど、「GarageBand」はmidi出力に対応していない。
そこで、とあるフリーソフトに頼ることになる。これなら、無圧縮のAIFFデータとしてエクスポートしたaifファイルをmidiファイルに変換してくれるはず、と期待したけれど、残念ながら、ターゲットファイルは認識するけれども、4KBの空(から)同然のmidiファイルが出てくるだけで、事実上変換できない。
どうも、私の「GarageBand」で生成されるaifファイルが、変換ソフトの前提としているであろうヘッダー部分の書式と一致していないのではないかと推測される。というのも、ループから生成されるaifファイルは、この変換ソフトの解説で示されている出力先フォルダそのものではなく、そのもう一つ下位のフォルダに出現するからだ。しかし、仮にその程度のミスマッチだとしても、ソフトの作者でないとその手直しはむずかしい。
ということで、「楽譜を手入力」の作業は、いまのところ不可避の状態。だが、手入力する対象は思いついたフレーズをループ化する程度の短いものばかりなので、その入力作業も手間というほどではなく、むしろ入力しながら微修正もできるので、全然無駄な作業ではない。
2021-11-19
ここからは、My DTMのベースとなるMIDI入出力環境の確保についてメモ。
MIDI出力可能なアプリが3個見つかる。このうち1個は音符入力。もう1個は鍵盤入力で作成した楽譜をMIDI出力できる。また、もうひとつのアプリは、録音した鼻歌をMIDIファイルとして保存してくれる(ただし、いまのところどれくらい使えるかは不明)。
さて、これにより、デジタルピアノのMIDI出力をMuseScoreでキャッチ(ただし単音ごとしかできず、音長は1音ごとに MuseScoreで指定)。アイマックン(マクブックンも可)でのマウスによるMuseScoreへの直接入力。パッド8で上記3アプリで入力して得た MIDIファイルをそれぞれMuseScoreで取得し、さらに適宜楽譜編集を施したうえで、MIDIデータとして保存する。
以上の操作により、MIDIベースのデジタルな作曲をおこなうことができる。
なお、デジタル・ピアノでのMIDI出力においては、アイマックン内のGarageBandで取得し表示させた楽譜を、MuseScoreの楽譜入力で転写してゆくほうが、1音ずつMuseScoreへ直接入力するよりも効率がよい。
それだけでなく、転写時によりよい旋律に変更できる機会もあるため、デジタルピアノを音源とするときは、一見迂遠なようだけれど、 GarageBandを介した楽譜の手入力をおこなうことにしたい。