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 ラジオな時、ノマドな時。〈Ver.2〉

最北旅行記(メモ01):宗谷丘陵

2022-10-20     
   

(※)写真はいずれも、2022年9月7日(水)のお昼前後に筆者が撮影したもの。この日は、前日北域を通過したもと台風11号の温帯的気圧の影響により、いつにも増して強烈な風、立っていられないほどの極度の強風が吹き荒れていた。
 左は、宗谷丘陵と波立つオホーツク海、中央は、激しい強風にもかかわらず一定の速度でゆっくりと回転する風車。 右は、「白い途」と宗谷丘陵とオホーツク海。そして、目の覚めるような蒼穹(青空)。強風の吹き止まないなか、じつに素晴らしい眺めだった。
…………………………………………………………………

 なんだか、あらためてじっくり振り返ると、懐かしい思いがじんわりとこみ上げてくる。日本最北端の様々な風物のうち、自分はとりわけ、「宗谷丘陵」の穏やかな佇まいが好きなことに気づいた。超古代の最後の氷河期、1〜2万年前に形成されたといわれるこの巨大な丘陵。
 気の遠くなるような長年月の経過のもと、鬱蒼とした森林状態が永く続いていたものの、明治以降の相次ぐ火災の果てに、近年では緑豊かな牧草地と笹の原生地となっているのだそう。
 この景観が妙に気に入ったなあ…。でも、「白い道」とちがって、クルマで走っただけではどこもかしこも同じように見えるだけで、この大丘陵のビッグでナイーブな「良さ」を抱擁するみたいに楽しむことは、難しいかもしれない。
 天気のよい日、小高い丘の上に立って、周囲を見渡しながら思いっきり背伸びして、なんどか深呼吸をすれば、その「良さ」の片鱗を身体に取りこむことができるかもしれない。
◎ 宗谷丘陵の周氷河地形/稚内観光情報 最北のまち稚内
◎ 宗谷丘陵周氷河地形(北海道 稚内市)解放感いっぱいの丘陵地帯  一度は行ってみたい日本の絶景ポイント



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