2021-11-20 きょうは11月20日土曜日。珍しく外はまだ闇(くら)い。
ところで、最近のラジオな日々はこんな感じ。
午前5時から7時までの時間帯は「
FM軽井沢」にチューニン(tune in)
チューンして、実に洗練された音楽の数々を愉しむ。いつもというわけではない。きょうみたいに、思わず早起きしたときだ。“α波満載”のBGM放送。
早朝は、たいてい「
FMわっぴ〜」の生放送を聴いている。このラジオ局は、数あるコミュティラジオ局でも、パーソナリティの個性が極めて際立っている日本最北の放送局。なかでもベテランお三方の存在感はハンパないが、運営会社がイベント系の会社なので、うなずける。
私にとってこの朝番組は、“β波満載”の情報&歌謡番組。スーパーに買い出しに行く以外ザワザワした“世間”との接点が乏しい今の私には、その代わり(世間様との密な関わりの代役)になっている。番組MCの男性パーソナリティさんが“世間の風味”を彼好みの歌謡曲とともにストレートに届けてくれる点で、そしてさらに、まるで朝っぱらからスナックにしけこんでいるかのような気分にさせてくれる点でも、“(自称)もの書き”にとっては貴重な番組だ。
午前10時からの朝の生放送は、「
FM いるか」を聴くことが多い。函館にあるこの放送局は日本初のコミュニティ放送局であり、最近では、AIによる天気予報や YouTubeでの放送時動画配信もおこなうなど“進取の気性”に富んだ放送局。11時からは「FMわっぴ〜」を聴くことが多いが、火曜日と金曜日の10時からは、午後3時まで「
ゆふいんラヂオ局」の生放送を聴くことにしている。それぞれ、パーソナリティさん(いずれも女性)のソフトな声と滔々と流れくる素敵な楽曲の数々をBGMのように聴いていたいからだ。
ちなみに、このラジオ局は、九州では有名な温泉保養地なこともあって、「FM軽井沢」に負けずとも劣らずのハイカラな番組構成となっている。かつてブログで“隠れ家”と書いたのはこの局のこと。ここでは、「朝霧の音楽会/夕べの五線譜/~Evening Musical Scores~/Feel for JAZZ/Moonlight Classics/The Records」といった音楽かけ流し番組が、私の“隠れ家気分”をぐっと昂
(たか)めてくれる。
ところで、この「ゆふいんラヂオ局」と「FMわっぴ〜」とは、私の中では、正反対の放送スタイルで運営されているラジオ局になっている。言い換えれば、“ほぼほぼα波”(=隠れ家感)と“ド直球β波”(=世間との密な関わり感)の違い。しかし、いや、だからこそ、どちらも“大”がつくほど好きなコミュニティ放送局になっている。
平日午後3時からは、「FMいるか」の生放送のラスト1時間を聴くことが多い。クール&ソフトでプロフェッショナルな女性パーソナリティさんが担当。
そして、平日午後4時からの2時間は「FMわっぴ〜」の生番組をほぼ欠かさず聴いている。ノマド先でも、フリーWiFi経由で。月〜水を男性(局長さん)、木金を女性が担当するが、どちらもそれぞれに魅力的な人柄。とくに、女性パーソナリティさんの声は、自分的には、
鎌田喜八の詩『エスキス30』のなかの「まり」を連想させる声質
(こえしつ) であり、そのキャラと相まって独特な魅力を感じている。
さてそんななか、最近は「
ラジオニセコ」にもチューニン(tune in)
チューンするようになった。他局とバッティングしない時間帯だと、月〜木午後6時から2時間の生番組(再放送)になる。
あと、土日は、朝8時からお昼過ぎまでの間にある「FMわっぴ〜」の生番組2つを聴くのがルーティンになっている。この番組の間に「FMいるか」の若々しい生番組を聴くこともよくある。
でもでもしかし、でもしかし。こんなふうに、バジオ番組がひしめき合ってくると、土日でもっとも好きな番組、FMいるかの「あなたへの招待席」と「アポロンの竪琴」のうち、土曜日の「あなたへの招待席」はどうしても同日午後7時からの再放送になってしまう。再放送があるだけラッキーというべきだろう。
ということで、こうやって書き並べてみると、自分にとっての最近のラジオな日々は、ほとんど毎日、ラジオ漬けな日々であるのが……わかった^^;
ちなみに以前は「
あづみ野エフエム」をよく聴いていたけれど、最近は足が遠のいている。なぜだろう?
また、「
みやこハーバーラジオ」も、夕方6時からときどき聴いている。こちらの放送局は、311後の災害放送局時代からときどき聴いていたけれど、一般のFM局になった今でも“素朴な”放送スタイルは変わっていない。そこに好感を持っている。